OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第56回 作業療法士国家試験 午前 第94問

保健医療福祉第56回午前

第56回 作業療法士国家試験 午前 第94問(保健医療福祉)の正答は 3 です。介護保険制度(2000年施行・介護保険法)は、行政がサービスを決めていた措置制度から、利用者が事業者と契約してサービスを選ぶ仕組みへ切り替えた制度である。

問題
介護保険制度について正しいのはどれか。
  1. 1. 財源は全て公費で負担される。
  2. 2. 都道府県の担当部署に申請する。
  3. 3. 利用者は自由に事業者を選定できる。 ✓
  4. 4. 第二号被保険者の対象年齢は65歳以上である。
  5. 5. 介護度は介護認定審査会の1次判定で決定される。

正答:3番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 39.1%参考値

23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 利用者は自由に事業者を選定できる。

介護保険制度(2000年施行・介護保険法)は、行政がサービスを決めていた措置制度から、利用者が事業者と契約してサービスを選ぶ仕組みへ切り替えた制度である。誤りの選択肢は、財源・申請先・被保険者の年齢・認定の手順という制度の基本の取り違えである。


【各選択肢の解説】

1. 財源は全て公費で負担される。
❌ 誤り。社会保険方式なので保険料が財源に含まれる。正しくは給付費(利用者負担を除く)の50%を公費、50%を保険料でまかなう。
2. 都道府県の担当部署に申請する。
❌ 誤り。介護保険の保険者は市町村(特別区を含む)である。正しくは要介護認定の申請は市町村の窓口に行う。
3. 利用者は自由に事業者を選定できる。
✅ 正しい。措置制度では行政がサービスの内容や提供者を決めていたが、介護保険では利用者が事業者を選んで契約する。利用者の自己決定を尊重し、事業者どうしの競争でサービスの質を高めるねらいがある。
4. 第二号被保険者の対象年齢は65歳以上である。
❌ 誤り。65歳以上は第一号被保険者である。正しくは第二号被保険者は40歳以上65歳未満の医療保険加入者で、給付は特定疾病(16疾病)による要介護・要支援に限られる。
5. 介護度は介護認定審査会の1次判定で決定される。
❌ 誤り。一次判定は認定調査の結果と主治医意見書の一部をもとにコンピュータで行う。正しくは要介護度は介護認定審査会の二次判定で決定され、市町村が認定する。

【試験対策ポイント】

項目内容(介護保険法)
保険者・申請先市町村(特別区を含む)
第一号被保険者65歳以上
第二号被保険者40歳以上65歳未満の医療保険加入者(特定疾病に限り給付)
財源公費50%・保険料50%
認定一次判定(コンピュータ)→二次判定(介護認定審査会)
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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