OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第56回 作業療法士国家試験 午後 第23問

作業療法評価学第56回午後

第56回 作業療法士国家試験 午後 第23問(作業療法評価学)の正答は 1 です。CMOPは人を精神的(Spirituality)・身体的・認知的・情緒的の4側面で捉えるモデルであり、「2側面」という記述は誤りである。

問題
CMOP〈Canadian Model of Occupational Performance〉で誤っているのはどれか。
  1. 1. 人を身体面と認知面の2側面で捉える。
  2. 2. COPMを実践するときに必要な基本的な考え方である。
  3. 3. 個人と作業と環境が相互に関わりあった結果を説明できる。
  4. 4. 作業ニーズを満たすという作業療法の方向性を示している。
  5. 5. 環境の要素には物理的、制度的、社会的、文化的に関する要素が含まれる。

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 人を身体面と認知面の2側面で捉える。

CMOPは人を精神的(Spirituality)・身体的・認知的・情緒的の4側面で捉えるモデルであり、「2側面」という記述は誤りである。中心概念としてSpirituality(霊性・精神性)を人の中核に置く点がCMOPの特徴。


【各選択肢の解説】

1. 人を身体面と認知面の2側面で捉える。
❌ 誤り。CMOPでは人を身体的・認知的・情緒的・精神的(Spirituality)の4側面で捉える。2側面は誤り。
2. COPMを実践するときに必要な基本的な考え方である。
✅ 正しい。COPMはCMOPに基づいて開発されたクライアント中心の評価法。
3. 個人と作業と環境が相互に関わりあった結果を説明できる。
✅ 正しい。CMOPは人(Person)・作業(Occupation)・環境(Environment)の3要素の相互作用として作業遂行を説明する。
4. 作業ニーズを満たすという作業療法の方向性を示している。
✅ 正しい。クライアント中心の実践として、作業ニーズを中心に置く点はCMOPの基本理念。
5. 環境の要素には物理的、制度的、社会的、文化的に関する要素が含まれる。
✅ 正しい。CMOPの環境は物理的・制度的・社会的・文化的環境の4種類で構成される。

【試験対策ポイント】

CMOPの人の4側面:身体的・認知的・情緒的・精神的(Spirituality)。「2側面」「3側面」という誤答が頻出。SpiritualityはCMOPの中核概念であり、宗教的意味ではなく「生きる意味・価値観」を指す点も重要。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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