第56回 作業療法士国家試験 午後 第62問
生理学第56回午後
第56回 作業療法士国家試験 午後 第62問(生理学)の正答は 4 です。多くの臓器は交感神経と副交感神経が逆向きに働く(拮抗支配)が、唾液腺はどちらの刺激でも分泌が促進される例外である。
問題
交感神経および副交感神経の両方の刺激で促進されるのはどれか。
- 1. 発汗
- 2. 心拍
- 3. 胃の蠕動
- 4. 唾液腺分泌 ✓
- 5. 立毛筋収縮
正答:4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 26.3%難問
38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 唾液腺分泌
多くの臓器は交感神経と副交感神経が逆向きに働く(拮抗支配)が、唾液腺はどちらの刺激でも分泌が促進される例外である。違うのは唾液の量と性状で、副交感神経では漿液性で量の多い唾液、交感神経では粘稠で量の少ない唾液が出る。
【各選択肢の解説】
1. 発汗
❌ 誤り。汗腺は副交感神経の支配を受けない。正しくは、交感神経のみの支配で、その節後線維はアセチルコリンを放出する(コリン作動性)。
❌ 誤り。汗腺は副交感神経の支配を受けない。正しくは、交感神経のみの支配で、その節後線維はアセチルコリンを放出する(コリン作動性)。
2. 心拍
❌ 誤り。両方で促進はされない。正しくは、交感神経で増加、副交感神経(迷走神経)で減少する拮抗支配である。
❌ 誤り。両方で促進はされない。正しくは、交感神経で増加、副交感神経(迷走神経)で減少する拮抗支配である。
3. 胃の蠕動
❌ 誤り。両方で促進はされない。正しくは、副交感神経(迷走神経)で促進、交感神経で抑制される。
❌ 誤り。両方で促進はされない。正しくは、副交感神経(迷走神経)で促進、交感神経で抑制される。
4. 唾液腺分泌
✅ 正しい。唾液腺は交感・副交感の二重支配を受け、どちらの刺激でも分泌が増える。副交感神経は水分の多い漿液性唾液を大量に、交感神経は粘稠な唾液を少量出させる。
✅ 正しい。唾液腺は交感・副交感の二重支配を受け、どちらの刺激でも分泌が増える。副交感神経は水分の多い漿液性唾液を大量に、交感神経は粘稠な唾液を少量出させる。
5. 立毛筋収縮
❌ 誤り。立毛筋は副交感神経の支配を受けない。正しくは、交感神経のみの支配で、交感神経の興奮で収縮する(鳥肌)。
❌ 誤り。立毛筋は副交感神経の支配を受けない。正しくは、交感神経のみの支配で、交感神経の興奮で収縮する(鳥肌)。
【試験対策ポイント】
| 効果器 | 交感神経 | 副交感神経 |
|---|---|---|
| 唾液腺 | 分泌促進(粘稠・少量) | 分泌促進(漿液性・大量) |
| 心拍 | 増加 | 減少 |
| 胃腸の運動 | 抑制 | 促進 |
| 汗腺 | 分泌促進 | 支配なし |
| 立毛筋 | 収縮 | 支配なし |
「両方で同じ向き」は唾液腺、「交感神経だけ」は汗腺・立毛筋・多くの血管、と例外の側から覚える。
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