第56回 作業療法士国家試験 午後 第72問
運動学第56回午後
第56回 作業療法士国家試験 午後 第72問(運動学)の正答は 1・3 です。股関節の筋の作用は、主作用だけでなく補助的な作用まで問われる。
問題
筋と股関節への作用との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 腸腰筋 ─── 外旋 ✓
- 2. 小殿筋 ─── 内転
- 3. 梨状筋 ─── 外転 ✓
- 4. 大腿方形筋 ─── 屈曲
- 5. 恥骨筋 ─── 伸展
正答:1・3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 30.8%参考値
26人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1・3番 — 腸腰筋 ─── 外旋・梨状筋 ─── 外転
股関節の筋の作用は、主作用だけでなく補助的な作用まで問われる。腸腰筋は屈曲に加えて外旋、梨状筋は外旋に加えて外転にも働く。
【各選択肢の解説】
1. 腸腰筋 ─── 外旋
✅ 正しい。腸腰筋の主作用は股関節屈曲である。停止の大腿骨小転子が大腿骨の後内側にあるため、外旋にも働く。
✅ 正しい。腸腰筋の主作用は股関節屈曲である。停止の大腿骨小転子が大腿骨の後内側にあるため、外旋にも働く。
2. 小殿筋 ─── 内転
❌ 誤り。正しくは、小殿筋は中殿筋とともに股関節の外転と内旋に働く。骨盤の外側から大転子に付くため、内転とは逆の作用になる。
❌ 誤り。正しくは、小殿筋は中殿筋とともに股関節の外転と内旋に働く。骨盤の外側から大転子に付くため、内転とは逆の作用になる。
3. 梨状筋 ─── 外転
✅ 正しい。梨状筋は仙骨前面から大転子に付く深層外旋六筋の1つで、外旋に加えて外転にも働く。
✅ 正しい。梨状筋は仙骨前面から大転子に付く深層外旋六筋の1つで、外旋に加えて外転にも働く。
4. 大腿方形筋 ─── 屈曲
❌ 誤り。正しくは、大腿方形筋は深層外旋六筋の1つで、股関節の外旋に働く。
❌ 誤り。正しくは、大腿方形筋は深層外旋六筋の1つで、股関節の外旋に働く。
5. 恥骨筋 ─── 伸展
❌ 誤り。正しくは、恥骨筋は股関節の屈曲と内転に働く。恥骨から起こり、股関節の前方・内側を通って大腿骨の恥骨筋線(小転子の下方)に付くため、屈曲と内転に働き、伸展とは逆になる。
❌ 誤り。正しくは、恥骨筋は股関節の屈曲と内転に働く。恥骨から起こり、股関節の前方・内側を通って大腿骨の恥骨筋線(小転子の下方)に付くため、屈曲と内転に働き、伸展とは逆になる。
【試験対策ポイント】
| 筋 | 主な作用 |
|---|---|
| 腸腰筋 | 屈曲・外旋 |
| 小殿筋 | 外転・内旋 |
| 梨状筋 | 外旋・外転 |
| 大腿方形筋 | 外旋 |
| 恥骨筋 | 屈曲・内転 |
深層外旋六筋=梨状筋・上双子筋・内閉鎖筋・下双子筋・大腿方形筋・外閉鎖筋。
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