OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第56回 作業療法士国家試験 午後 第74問

リハビリテーション医学第56回午後

第56回 作業療法士国家試験 午後 第74問(リハビリテーション医学)の正答は 2・5 です。腕神経叢の後神経束からは、腋窩神経と橈骨神経が出る(ほかに肩甲下神経・胸背神経)。

問題
腕神経叢後神経束の障害で筋力低下が生じるのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 上腕二頭筋
  2. 2. 上腕三頭筋 ✓
  3. 3. 大胸筋
  4. 4. 前鋸筋
  5. 5. 三角筋 ✓

正答:2・5番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 38.1%参考値

21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2・5番 — 上腕三頭筋・三角筋

腕神経叢の後神経束からは、腋窩神経と橈骨神経が出る(ほかに肩甲下神経・胸背神経)。後神経束が障害されると、橈骨神経支配の上腕三頭筋と腋窩神経支配の三角筋の筋力が低下する。


【各選択肢の解説】

1. 上腕二頭筋
❌ 誤り。正しくは、上腕二頭筋は外側神経束から出る筋皮神経の支配である。
2. 上腕三頭筋
✅ 正しい。上腕三頭筋は橈骨神経の支配で、橈骨神経は後神経束の終枝なので筋力が低下する。
3. 大胸筋
❌ 誤り。正しくは、大胸筋は外側胸筋神経と内側胸筋神経の支配で、それぞれ外側神経束・内側神経束から出る。
4. 前鋸筋
❌ 誤り。正しくは、前鋸筋は長胸神経の支配で、神経束になる前の神経根(C5〜C7)から直接出る。
5. 三角筋
✅ 正しい。三角筋は腋窩神経の支配で、腋窩神経は後神経束の終枝なので筋力が低下する。

【試験対策ポイント】

神経束主な枝代表的な筋
外側神経束筋皮神経・外側胸筋神経上腕二頭筋・烏口腕筋・大胸筋
内側神経束尺骨神経・内側胸筋神経尺側手根屈筋・骨間筋・大胸筋
後神経束腋窩神経・橈骨神経・胸背神経・肩甲下神経三角筋・小円筋・上腕三頭筋・広背筋・肩甲下筋
神経根から直接長胸神経・肩甲背神経前鋸筋・菱形筋

正中神経は外側神経束と内側神経束の両方から作られる。

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それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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