第56回 作業療法士国家試験 午後 第79問
臨床心理学第56回午後
第56回 作業療法士国家試験 午後 第79問(臨床心理学)の正答は 3 です。選択肢の5つの段階は、上田敏の障害受容の段階である。
問題
障害受容に至る5つの過程において、一般的に2番目に現れるのはどれか。
- 1. 混乱期
- 2. 受容期
- 3. 否認期 ✓
- 4. ショック期
- 5. 解決への努力期
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 59.1%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 否認期
選択肢の5つの段階は、上田敏の障害受容の段階である。順にショック期→否認期→混乱期→解決への努力期→受容期と進むので、2番目は否認期である。
【各選択肢の解説】
1. 混乱期
❌ 誤り。正しくは3番目の段階である。障害が治らないことを否定しきれなくなり、怒りや悲嘆、抑うつが現れる。
❌ 誤り。正しくは3番目の段階である。障害が治らないことを否定しきれなくなり、怒りや悲嘆、抑うつが現れる。
2. 受容期
❌ 誤り。正しくは最後(5番目)の段階である。障害を自分の一部として受け入れ、新しい役割や生きがいを見いだす。
❌ 誤り。正しくは最後(5番目)の段階である。障害を自分の一部として受け入れ、新しい役割や生きがいを見いだす。
3. 否認期
✅ 正しい。ショック期の後、心理的な防衛として障害を認めまいとする時期で、「すぐ治る」と考えるなど障害の現実を否定する言動がみられる。
✅ 正しい。ショック期の後、心理的な防衛として障害を認めまいとする時期で、「すぐ治る」と考えるなど障害の現実を否定する言動がみられる。
4. ショック期
❌ 誤り。正しくは1番目の段階である。発症・受傷の直後で、強い衝撃のため現実感が乏しく、感情が鈍くなっている。
❌ 誤り。正しくは1番目の段階である。発症・受傷の直後で、強い衝撃のため現実感が乏しく、感情が鈍くなっている。
5. 解決への努力期
❌ 誤り。正しくは4番目の段階である。混乱を経て、前向きに解決へ向けて努力し始める。
❌ 誤り。正しくは4番目の段階である。混乱を経て、前向きに解決へ向けて努力し始める。
【試験対策ポイント】
| 段階 | 上田敏の障害受容 |
|---|---|
| 1 | ショック期 |
| 2 | 否認期 |
| 3 | 混乱期 |
| 4 | 解決への努力期 |
| 5 | 受容期 |
Kübler-Rossの死の受容過程(否認→怒り→取引→抑うつ→受容)と混同しない。Kübler-Rossでは否認が1番目である。
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