OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第56回 作業療法士国家試験 午後 第80問

臨床心理学第56回午後

第56回 作業療法士国家試験 午後 第80問(臨床心理学)の正答は 1 です。防衛機制は、受け入れがたい不安や葛藤から自分を守る無意識の心の働きである。

問題
防衛機制として誤っているのはどれか。
  1. 1. 転移 ✓
  2. 2. 抑圧
  3. 3. 合理化
  4. 4. 反動形成
  5. 5. スプリッティング

正答:1番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 50%参考値

20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 転移

防衛機制は、受け入れがたい不安や葛藤から自分を守る無意識の心の働きである。転移は、過去の重要な人物に向けていた感情を治療者に向けるという治療関係の中で起こる現象で、防衛機制ではない。


【各選択肢の解説】

1. 転移
❌ 誤り(=正答)。転移は防衛機制ではない。正しくは、精神分析の治療関係の中で、患者が親などへの感情を治療者に向ける現象を指す。防衛機制で似た名前の置き換え(感情を本来の対象から別の対象へ向けかえる)と区別する。
2. 抑圧
✅ 正しい。防衛機制である。受け入れがたい欲求や記憶を意識から締め出し、無意識に押し込める。
3. 合理化
✅ 正しい。防衛機制である。満たされない欲求や失敗に、もっともらしい理由をつけて自分を納得させる。
4. 反動形成
✅ 正しい。防衛機制である。受け入れがたい欲求と正反対の態度や行動をとる(嫌いな相手に過度に親切にするなど)。
5. スプリッティング
✅ 正しい。防衛機制である。自分や他者を「すべて良い」か「すべて悪い」かに分けてとらえる原始的な防衛で、境界性パーソナリティ障害でよくみられる。

【試験対策ポイント】

語分類
抑圧・合理化・反動形成・投影・置き換え・昇華・退行・スプリッティング防衛機制
転移・逆転移治療関係で起こる現象

「転移」と「置き換え」の取り違えに注意する。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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