第56回 作業療法士国家試験 午後 第84問
リハビリテーション医学第56回午後
第56回 作業療法士国家試験 午後 第84問(リハビリテーション医学)の正答は 2 です。サルコペニアは加齢による骨格筋量の減少に、筋力低下または身体機能低下が加わった状態で、筋量の測定が診断に組み込まれている。
問題
筋量減少が診断基準に含まれるのはどれか。
- 1. フレイル
- 2. サルコペニア ✓
- 3. ポストポリオ症候群
- 4. メタボリックシンドローム
- 5. ロコモティブシンドローム
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 55%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — サルコペニア
サルコペニアは加齢による骨格筋量の減少に、筋力低下または身体機能低下が加わった状態で、筋量の測定が診断に組み込まれている。他の4つの診断・判定には筋量の測定値が入らない。
【各選択肢の解説】
1. フレイル
❌ 誤り。Friedの基準は、体重減少・疲労感・活動量低下・歩行速度低下・握力低下の5項目で、3項目以上でフレイルとする。正しくは、筋の項目は握力(筋力)であり、筋量は測らない。体重減少は筋量の測定ではない。
❌ 誤り。Friedの基準は、体重減少・疲労感・活動量低下・歩行速度低下・握力低下の5項目で、3項目以上でフレイルとする。正しくは、筋の項目は握力(筋力)であり、筋量は測らない。体重減少は筋量の測定ではない。
2. サルコペニア
✅ 正しい。AWGS2019(アジアのサルコペニアワーキンググループ)では、筋量低下(DXAまたはBIAで測る)に加えて、筋力低下(握力)または身体機能低下(歩行速度など)があればサルコペニアと診断する。
✅ 正しい。AWGS2019(アジアのサルコペニアワーキンググループ)では、筋量低下(DXAまたはBIAで測る)に加えて、筋力低下(握力)または身体機能低下(歩行速度など)があればサルコペニアと診断する。
3. ポストポリオ症候群
❌ 誤り。正しくは、ポリオの既往があり、長い安定期の後に新たな筋力低下・易疲労・筋痛などが出て、他の原因が除外されることで診断する。筋量の測定値で決める基準ではない。
❌ 誤り。正しくは、ポリオの既往があり、長い安定期の後に新たな筋力低下・易疲労・筋痛などが出て、他の原因が除外されることで診断する。筋量の測定値で決める基準ではない。
4. メタボリックシンドローム
❌ 誤り。正しくは、腹囲(男性85cm以上・女性90cm以上)を必須とし、脂質・血圧・血糖のうち2項目以上が基準を超えるものをいう(日本の診断基準 2005年)。筋量は含まれない。
❌ 誤り。正しくは、腹囲(男性85cm以上・女性90cm以上)を必須とし、脂質・血圧・血糖のうち2項目以上が基準を超えるものをいう(日本の診断基準 2005年)。筋量は含まれない。
5. ロコモティブシンドローム
❌ 誤り。正しくは、運動器の障害で移動機能が低下した状態で、ロコモ度テスト(立ち上がりテスト・2ステップテスト・ロコモ25)で判定する(日本整形外科学会)。筋量は測らない。
❌ 誤り。正しくは、運動器の障害で移動機能が低下した状態で、ロコモ度テスト(立ち上がりテスト・2ステップテスト・ロコモ25)で判定する(日本整形外科学会)。筋量は測らない。
【試験対策ポイント】
| 概念 | 判定に使うもの |
|---|---|
| サルコペニア | 筋量+筋力(握力)または身体機能 |
| フレイル | 体重減少・疲労感・活動量・歩行速度・握力 |
| ロコモ | 立ち上がり・2ステップ・ロコモ25 |
| メタボ | 腹囲+脂質・血圧・血糖の2項目以上 |
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