第57回 作業療法士国家試験 午前 第10問
老年期作業療法第57回午前
19歳の男性。バイク事故で受傷。脊髄損傷完全麻痺(第10胸髄節まで機能残存)。ADLは自立し、今後は車椅子マラソンを行うことを目標に作業療法に取り組んでいる。車椅子(別冊No.3)を別に示す。マラソン用車椅子はどれか。
1. ①
2. ②
3. ③
4. ④
5. ⑤
- 1. ①
- 2. ② ✓
- 3. ③
- 4. ④
- 5. ⑤
正答:2番
解説
■ 正答:2番 — ②
第10胸髄節までの機能残存がある胸髄損傷患者が車椅子マラソンを目標とする場合、軽量で操作性に優れたマラソン用特殊車椅子が必要です。マラソン用車椅子は3輪構造で、前輪1輪・後輪2輪配置となり、高速走行と安定性を両立しています。
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【各選択肢の解説】
1. ①
❌ 誤り。標準型または室内用車椅子であり、マラソン走行には適していません。
2. ②
✅ 正しい。3輪構造のマラソン用特殊車椅子で、軽量・低重心・高速走行性能に優れています。
3. ③
❌ 誤り。スポーツ用でも野球やバスケットボール用など他の競技向けの設計となっています。
4. ④
❌ 誤り。電動車椅子またはティルト機能付きなど、マラソン競技には不適切です。
5. ⑤
❌ 誤り。段差踏破用または特殊地形用であり、マラソン走行目的ではありません。
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【試験対策ポイント】
・胸髄損傷T10レベル:上肢機能良好で車椅子駆動力が十分
・マラソン用車椅子:3輪構造(前輪1・後輪2)で高速走行に適応
・スポーツ用車椅子は競技別に設計が異なることを把握