第57回 作業療法士国家試験 午前 第22問
作業療法管理学第57回午前
第57回 作業療法士国家試験 午前 第22問(作業療法管理学)の正答は 3 です。特異度は「病気でない人を陰性と正しく判定する割合」である。
問題
感度・特異度について正しいのはどれか。
- 1. 血液検査は特異度が高い。
- 2. 感度が高いと見落としが多い。
- 3. 特異度が高いと過剰診断が少ない。 ✓
- 4. 信頼区間が広いと再現性が高くなる。
- 5. 感度の高い検査としてエックス線による肺がんの発見がある。
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 37.5%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 特異度が高いと過剰診断が少ない。
特異度は「病気でない人を陰性と正しく判定する割合」である。特異度が高い検査は偽陽性(病気でないのに陽性)が少ないため、病気でない人を病気と診断してしまう過剰診断が減る。
【各選択肢の解説】
1. 血液検査は特異度が高い。
❌ 誤り。血液検査とひとまとめにして特異度の高低は決まらない。正しくは特異度は検査項目ごと・カットオフ値ごとに異なり、カットオフ値の置き方で感度と特異度は逆向きに動く。
❌ 誤り。血液検査とひとまとめにして特異度の高低は決まらない。正しくは特異度は検査項目ごと・カットオフ値ごとに異なり、カットオフ値の置き方で感度と特異度は逆向きに動く。
2. 感度が高いと見落としが多い。
❌ 誤り。感度は「病気の人を陽性と判定する割合」である。正しくは感度が高いと偽陰性が少なく、見落としが少ない。
❌ 誤り。感度は「病気の人を陽性と判定する割合」である。正しくは感度が高いと偽陰性が少なく、見落としが少ない。
3. 特異度が高いと過剰診断が少ない。
✅ 正しい。特異度=真陰性÷(真陰性+偽陽性)なので、特異度が高いほど偽陽性が少なく、陽性と出たときに本当に病気である可能性が高い。
✅ 正しい。特異度=真陰性÷(真陰性+偽陽性)なので、特異度が高いほど偽陽性が少なく、陽性と出たときに本当に病気である可能性が高い。
4. 信頼区間が広いと再現性が高くなる。
❌ 誤り。信頼区間が広いことは推定値のばらつきが大きく、推定の精度が低いことを表す。正しくは信頼区間が狭いほど推定の精度が高い(標本数を増やすと狭くなる)。
❌ 誤り。信頼区間が広いことは推定値のばらつきが大きく、推定の精度が低いことを表す。正しくは信頼区間が狭いほど推定の精度が高い(標本数を増やすと狭くなる)。
5. 感度の高い検査としてエックス線による肺がんの発見がある。
❌ 誤り。胸部エックス線は小さな病変や心臓・骨と重なる病変を見落としやすく、感度の高い検査の例にはならない。正しくは肺がんの検出ではCT(低線量CT)の方が胸部エックス線より感度が高い。
❌ 誤り。胸部エックス線は小さな病変や心臓・骨と重なる病変を見落としやすく、感度の高い検査の例にはならない。正しくは肺がんの検出ではCT(低線量CT)の方が胸部エックス線より感度が高い。
【試験対策ポイント】
| 感度 | 特異度 | |
|---|---|---|
| 定義 | 病気の人を陽性と判定する割合 | 病気でない人を陰性と判定する割合 |
| 高いと減るもの | 偽陰性(見落とし) | 偽陽性(過剰診断) |
| 向く場面 | スクリーニング・除外 | 確定診断 |
- 同じ検査ではカットオフ値の設定で感度と特異度は逆向きに動く
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