第57回 作業療法士国家試験 午前 第31問
臨床医学第57回午前
第57回 作業療法士国家試験 午前 第31問(臨床医学)の正答は 2 です。マレット指(槌指)はDIP関節の伸展障害による変形であり、指伸筋腱の断裂や過伸展損傷によって生じる。
問題
関節リウマチの手指にみられる変形のうち、足指にもみられるのはどれか。
- 1. Z変形
- 2. マレット指 ✓
- 3. ボタン穴変形
- 4. オペラグラス変形
- 5. スワンネック変形
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — マレット指
マレット指(槌指)はDIP関節の伸展障害による変形であり、指伸筋腱の断裂や過伸展損傷によって生じる。手指だけでなく足趾(第1〜5趾)でも同様の変形が生じることがある。
【各選択肢の解説】
1. Z変形
❌ 誤り。母指のMP関節屈曲・IP関節過伸展による変形で、関節リウマチの母指に特徴的。足趾には同型の変形は生じない。
❌ 誤り。母指のMP関節屈曲・IP関節過伸展による変形で、関節リウマチの母指に特徴的。足趾には同型の変形は生じない。
2. マレット指(槌指)
✅ 正しい。DIP関節の自動伸展不能。足趾では槌趾(ハンマートウ)として類似の変形が生じる。
✅ 正しい。DIP関節の自動伸展不能。足趾では槌趾(ハンマートウ)として類似の変形が生じる。
3. ボタン穴変形(Boutonnière変形)
❌ 誤り。PIP関節屈曲・DIP関節過伸展の変形。足趾では通常使われない用語。
❌ 誤り。PIP関節屈曲・DIP関節過伸展の変形。足趾では通常使われない用語。
4. オペラグラス変形
❌ 誤り。重度RAで骨吸収が進み指が短縮・望遠鏡状になる変形。足趾への言及はない。
❌ 誤り。重度RAで骨吸収が進み指が短縮・望遠鏡状になる変形。足趾への言及はない。
5. スワンネック変形
❌ 誤り。PIP関節過伸展・DIP関節屈曲。足趾では類似変形(かぎ爪趾)があるが「スワンネック」という名称は手指に用いる。
❌ 誤り。PIP関節過伸展・DIP関節屈曲。足趾では類似変形(かぎ爪趾)があるが「スワンネック」という名称は手指に用いる。
【試験対策ポイント】
- 手指と足趾で共通してみられる変形はマレット指のみが定番の出題
- RA手指変形の整理:Z変形(母指)・ボタン穴(PIP屈曲/DIP伸展)・スワンネック(PIP伸展/DIP屈曲)・尺側偏位(MP関節)
- 足趾の変形:槌趾・鉤爪趾・外反母趾はRAでもみられる
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