第57回 作業療法士国家試験 午前 第34問
臨床医学第57回午前
第57回 作業療法士国家試験 午前 第34問(臨床医学)の正答は 5 です。皮膚筋炎は特徴的な皮膚症状を伴う炎症性筋疾患で、肩甲帯・骨盤帯など体幹に近い筋(近位筋)が左右対称に弱くなる。
問題
皮膚筋炎について正しいのはどれか。
- 1. 男性に多い。
- 2. 胸腺腫を合併する。
- 3. 赤沈は亢進しない。
- 4. 嚥下障害はきたさない。
- 5. 近位筋優位の筋力低下をきたす。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 40.9%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 近位筋優位の筋力低下をきたす。
皮膚筋炎は特徴的な皮膚症状を伴う炎症性筋疾患で、肩甲帯・骨盤帯など体幹に近い筋(近位筋)が左右対称に弱くなる。
【各選択肢の解説】
1. 男性に多い。
❌ 誤り。正しくは女性に多い。
❌ 誤り。正しくは女性に多い。
2. 胸腺腫を合併する。
❌ 誤り。胸腺腫の合併は重症筋無力症の特徴である。正しくは皮膚筋炎では悪性腫瘍(とくに中高年)や間質性肺炎の合併に注意する。
❌ 誤り。胸腺腫の合併は重症筋無力症の特徴である。正しくは皮膚筋炎では悪性腫瘍(とくに中高年)や間質性肺炎の合併に注意する。
3. 赤沈は亢進しない。
❌ 誤り。炎症性疾患である。正しくは赤沈は亢進し、筋の壊れを反映して血清CKも上昇する。
❌ 誤り。炎症性疾患である。正しくは赤沈は亢進し、筋の壊れを反映して血清CKも上昇する。
4. 嚥下障害はきたさない。
❌ 誤り。正しくは咽頭や食道上部の横紋筋も侵されるため、嚥下障害をきたすことがあり、誤嚥性肺炎の原因になる。
❌ 誤り。正しくは咽頭や食道上部の横紋筋も侵されるため、嚥下障害をきたすことがあり、誤嚥性肺炎の原因になる。
5. 近位筋優位の筋力低下をきたす。
✅ 正しい。肩甲帯・骨盤帯の筋が侵されるため、腕を挙げる・髪をとかす・しゃがみ立ち・階段昇降が難しくなる。
✅ 正しい。肩甲帯・骨盤帯の筋が侵されるため、腕を挙げる・髪をとかす・しゃがみ立ち・階段昇降が難しくなる。
【試験対策ポイント】
- 皮膚症状:ヘリオトロープ疹(上眼瞼の紫紅色の腫れ)・Gottron徴候(指関節背面の紅斑)
- 検査:CK上昇・赤沈亢進・筋電図で筋原性変化
- 合併症:悪性腫瘍・間質性肺炎・嚥下障害
- 胸腺腫 → 重症筋無力症、悪性腫瘍 → 皮膚筋炎
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