第57回 作業療法士国家試験 午前 第36問
身体障害作業療法第57回午前
第57回 作業療法士国家試験 午前 第36問(身体障害作業療法)の正答は 3 です。全般性注意障害では、周囲の音や人の動きなどの刺激に注意がそれやすい。
問題
全般性注意障害のある左片麻痺患者に対する動作指導について正しいのはどれか。
- 1. 複数の方法を指導する。
- 2. 一連の動作を一度に指導する。
- 3. 外乱が少ない環境から開始する。 ✓
- 4. 動作の誤りは口頭指示のみで修正する。
- 5. 動作の誤りは何度も繰り返し修正する。
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 90.5%参考値
21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 外乱が少ない環境から開始する。
全般性注意障害では、周囲の音や人の動きなどの刺激に注意がそれやすい。まず刺激の少ない静かな環境で動作を練習し、できるようになってから実際の生活環境へ広げる。
【各選択肢の解説】
1. 複数の方法を指導する。
❌ 誤り。方法が多いと覚えることが増え、混乱しやすい。正しくは一つの方法に絞って一貫して指導する。
❌ 誤り。方法が多いと覚えることが増え、混乱しやすい。正しくは一つの方法に絞って一貫して指導する。
2. 一連の動作を一度に指導する。
❌ 誤り。注意を長く保てないため、一度に全工程を伝えると抜けが出る。正しくは工程を区切り、一つずつ指導する。
❌ 誤り。注意を長く保てないため、一度に全工程を伝えると抜けが出る。正しくは工程を区切り、一つずつ指導する。
3. 外乱が少ない環境から開始する。
✅ 正しい。余計な刺激を減らすことで、限られた注意を練習する動作に向けられる。慣れたら段階的に刺激のある環境に移す。
✅ 正しい。余計な刺激を減らすことで、限られた注意を練習する動作に向けられる。慣れたら段階的に刺激のある環境に移す。
4. 動作の誤りは口頭指示のみで修正する。
❌ 誤り。言葉だけでは注意を向けにくく、伝わりにくい。正しくは口頭に加えて実演・手を添えた誘導・目印など視覚や触覚の手がかりも使って修正する。
❌ 誤り。言葉だけでは注意を向けにくく、伝わりにくい。正しくは口頭に加えて実演・手を添えた誘導・目印など視覚や触覚の手がかりも使って修正する。
5. 動作の誤りは何度も繰り返し修正する。
❌ 誤り。繰り返し指摘されると混乱や意欲の低下を招き、誤った動作も練習されてしまう。正しくは誤りが起きにくいように手順や環境を整え、修正は簡潔に行う。
❌ 誤り。繰り返し指摘されると混乱や意欲の低下を招き、誤った動作も練習されてしまう。正しくは誤りが起きにくいように手順や環境を整え、修正は簡潔に行う。
【試験対策ポイント】
- 全般性注意障害への指導:刺激の少ない環境・一つの方法・工程を区切る・短時間で休憩を入れる
- 左片麻痺(右半球損傷)では左半側空間無視の合併にも注意する
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