第57回 作業療法士国家試験 午前 第45問
作業療法評価学第57回午前
第57回 作業療法士国家試験 午前 第45問(作業療法評価学)の正答は 1 です。躁病相の初期は気分の高揚・易怒性・判断力低下があり、病識が乏しい。
問題
躁病相の初期評価時に得るべき情報として適切でないのはどれか。
- 1. 問題行動に対する本人の捉え方 ✓
- 2. 本人が社会で担ってきた役割
- 3. 処方されている薬物
- 4. 睡眠の状態
- 5. 併存疾患
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 62.5%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 問題行動に対する本人の捉え方
躁病相の初期は気分の高揚・易怒性・判断力低下があり、病識が乏しい。問題行動について本人の捉え方を聞き出すことは信頼できる情報になりにくく、刺激して興奮を強めるおそれもあるため、初期評価で得るべき情報としては適切でない。
【各選択肢の解説】
1. 問題行動に対する本人の捉え方
❌ 初期評価で得るべき情報として適切でない(=正答)。病識が乏しい時期なので、本人の捉え方を問うと否認や反発を招きやすい。正しくは、問題行動の捉え方は症状が落ち着いてから振り返りとして扱い、初期は行動観察と他職種・家族からの情報を中心にする。
❌ 初期評価で得るべき情報として適切でない(=正答)。病識が乏しい時期なので、本人の捉え方を問うと否認や反発を招きやすい。正しくは、問題行動の捉え方は症状が落ち着いてから振り返りとして扱い、初期は行動観察と他職種・家族からの情報を中心にする。
2. 本人が社会で担ってきた役割
✅ 適切。病前の役割(仕事・家庭での役割)は回復後の生活像や目標を考える土台になる。
✅ 適切。病前の役割(仕事・家庭での役割)は回復後の生活像や目標を考える土台になる。
3. 処方されている薬物
✅ 適切。気分安定薬・抗精神病薬などの種類と副作用(眠気・ふらつき・振戦など)は、活動の安全と負荷の調整に必要である。
✅ 適切。気分安定薬・抗精神病薬などの種類と副作用(眠気・ふらつき・振戦など)は、活動の安全と負荷の調整に必要である。
4. 睡眠の状態
✅ 適切。躁状態では睡眠欲求が減り、睡眠は病状の程度や変化を映す指標になる。
✅ 適切。躁状態では睡眠欲求が減り、睡眠は病状の程度や変化を映す指標になる。
5. 併存疾患
✅ 適切。身体疾患や他の精神疾患の有無は、活動内容の制限やリスク管理に関わる。
✅ 適切。身体疾患や他の精神疾患の有無は、活動内容の制限やリスク管理に関わる。
【試験対策ポイント】
- 躁病相の初期:病識が乏しい・刺激に反応しやすい → 観察と周囲からの情報を中心に評価し、刺激の少ない場で関わる
- 本人の内省を求める関わりは、状態が落ち着いてから
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