第57回 作業療法士国家試験 午前 第85問
人間発達学第57回午前
言語発達で正しいのはどれか。
1. 喃語は6か月ころからみられる。
2. 有意味語の発語は8か月ころからみられる。
3. 言語的意味理解は10か月ころからみられる。
4. 2語文の発話は1歳ころにみられる。
5. 言語獲得の臨界期は3歳ころである。
- 1. 喃語は6か月ころからみられる。 ✓
- 2. 有意味語の発語は8か月ころからみられる。
- 3. 言語的意味理解は10か月ころからみられる。 ✓
- 4. 2語文の発話は1歳ころにみられる。
- 5. 言語獲得の臨界期は3歳ころである。
正答:1・3番
解説
■ 正答:1番・3番(複数選択)
喃語は生後4~6か月から見られ、言語的意味理解は生後9~10か月から見られるという、乳幼児の言語発達段階に関する基本的な知識を問う問題です。
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【各選択肢の解説】
1. 喃語は6か月ころからみられる。
✅ 正しい。喃語(babbling)は生後4か月ころから開始され、6か月までに確立される音声表出です。
2. 有意味語の発語は8か月ころからみられる。
❌ 誤り。有意味語(初語)の発語は一般的に10~12か月ころから見られます。8か月はまだ喃語の段階です。
3. 言語的意味理解は10か月ころからみられる。
✅ 正しい。受動語彙(意味理解)は生後9~10か月ころから発達し始め、「ママ」「ワンワン」など簡単な言葉を理解するようになります。
4. 2語文の発話は1歳ころにみられる。
❌ 誤り。2語文の発話は1歳6か月~2歳ころから見られます。1歳では単語レベルの表現が中心です。
5. 言語獲得の臨界期は3歳ころである。
❌ 誤り。言語獲得の臨界期は思春期(10~15歳頃)までとされており、3歳は臨界期の終盤ではなく、まだ言語習得の柔軟性が高い時期です。
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【試験対策ポイント】
• 喃語:4~6か月、有意味語:10~12か月、2語文:18~24か月
• 受動語彙は能動語彙より3~6か月早く発達
• 言語臨界期:幼児期から思春期までの長期間