OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第57回 作業療法士国家試験 午前 第93問

臨床医学第57回午前

第57回 作業療法士国家試験 午前 第93問(臨床医学)の正答は 1 です。感染性心内膜炎では弁などに細菌と血栓のかたまり(疣贅)ができる。

問題
感染性心内膜炎が原因で生じやすいのはどれか。
  1. 1. 脳塞栓症 ✓
  2. 2. 心囊液貯留
  3. 3. 下肢静脈血栓
  4. 4. 僧帽弁狭窄症
  5. 5. 循環血漿量減少性ショック

正答:1番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 19.2%参考値

26人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 脳塞栓症

感染性心内膜炎では弁などに細菌と血栓のかたまり(疣贅)ができる。これがはがれて動脈に流れると塞栓症を起こし、脳に詰まれば脳塞栓症になる。


【各選択肢の解説】

1. 脳塞栓症
✅ 正しい。僧帽弁・大動脈弁の疣贅は左心系から大循環に流れるため、脳・腎・脾などの動脈に塞栓を起こす。脳塞栓症は重要な合併症である。
2. 心嚢液貯留
❌ 誤り。正しくは心嚢液貯留は心膜炎・心不全・悪性腫瘍・心臓手術後などで生じ、感染性心内膜炎で生じやすい合併症ではない。
3. 下肢静脈血栓
❌ 誤り。正しくは下肢静脈血栓は長期臥床・術後・悪性腫瘍などによる静脈のうっ滞や凝固亢進で生じる。感染性心内膜炎の塞栓は動脈側に起こる。
4. 僧帽弁狭窄症
❌ 誤り。感染性心内膜炎は弁を破壊して穿孔させるので、正しくは弁の閉鎖不全(逆流)を起こす。僧帽弁狭窄症の主な原因はリウマチ熱である。
5. 循環血漿量減少性ショック
❌ 誤り。循環血漿量減少性ショックは出血・脱水で起こる。感染性心内膜炎で起こりうるのは、正しくは敗血症性ショックや、弁破壊による急性心不全からの心原性ショックである。

【試験対策ポイント】

  • 感染性心内膜炎の主な所見:発熱・心雑音(新たな逆流)・塞栓症(脳・腎・脾・皮膚の点状出血など)
  • 弁の障害は「破壊→閉鎖不全」。狭窄はリウマチ性
  • 歯科治療などで菌が血中に入ることが誘因になる
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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