第57回 作業療法士国家試験 午前 第94問
臨床医学第57回午前
第57回 作業療法士国家試験 午前 第94問(臨床医学)の正答は 5 です。心房細動の治療は、心拍数を抑える(レートコントロール)・洞調律に戻す(リズムコントロール)・血栓塞栓を防ぐ(抗凝固)の3本柱である。
問題
心房細動に対する治療として誤っているのはどれか。
- 1. β遮断薬
- 2. 抗凝固薬
- 3. 電気的除細動
- 4. アブレーション
- 5. ニトログリセリン ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 46.4%参考値
28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — ニトログリセリン
心房細動の治療は、心拍数を抑える(レートコントロール)・洞調律に戻す(リズムコントロール)・血栓塞栓を防ぐ(抗凝固)の3本柱である。ニトログリセリンは狭心症発作などに使う硝酸薬で、心房細動の治療にはならない。
【各選択肢の解説】
1. β遮断薬
✅ 正しい。房室結節での伝導を抑えて心室の拍数を下げる、レートコントロールの代表的な薬である。
✅ 正しい。房室結節での伝導を抑えて心室の拍数を下げる、レートコントロールの代表的な薬である。
2. 抗凝固薬
✅ 正しい。心房細動では左房(特に左心耳)に血栓ができやすく、脳塞栓症の原因になる。予防にワルファリンや直接経口抗凝固薬(DOAC)を用いる。
✅ 正しい。心房細動では左房(特に左心耳)に血栓ができやすく、脳塞栓症の原因になる。予防にワルファリンや直接経口抗凝固薬(DOAC)を用いる。
3. 電気的除細動
✅ 正しい。電気ショックで心房細動を止め、洞調律に戻すリズムコントロールの方法である。
✅ 正しい。電気ショックで心房細動を止め、洞調律に戻すリズムコントロールの方法である。
4. アブレーション
✅ 正しい。心房細動の引き金となる肺静脈からの異常興奮をカテーテルで焼灼して隔離する(肺静脈隔離術)、リズムコントロールの治療である。
✅ 正しい。心房細動の引き金となる肺静脈からの異常興奮をカテーテルで焼灼して隔離する(肺静脈隔離術)、リズムコントロールの治療である。
5. ニトログリセリン
❌ 誤り(=正答)。ニトログリセリンは血管を拡張させて心臓の負担を減らし、冠動脈を広げる薬である。正しくは狭心症発作や急性心不全に使う薬で、心房細動の治療には用いない。
❌ 誤り(=正答)。ニトログリセリンは血管を拡張させて心臓の負担を減らし、冠動脈を広げる薬である。正しくは狭心症発作や急性心不全に使う薬で、心房細動の治療には用いない。
【試験対策ポイント】
| 治療の目的 | 方法 |
|---|---|
| レートコントロール | β遮断薬・Ca拮抗薬(ベラパミル等)・ジギタリス |
| リズムコントロール | 抗不整脈薬・電気的除細動・カテーテルアブレーション |
| 塞栓予防 | 抗凝固薬(ワルファリン・DOAC) |
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