OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第57回 作業療法士国家試験 午後 第3問

身体障害作業療法第57回午後

第57回 作業療法士国家試験 午後 第3問(身体障害作業療法)の正答は 1 です。右片麻痺では、健側(左)へ向かって移乗する配置が安全で実用的です。

問題
60歳の男性。脳血管障害による右片麻痺。ベッドから車椅子への移乗は1人で何とか可能である。  ベッドから車椅子への移乗場面の初回評価において、ベッド、車椅子および作業療法士の相対的な位置関係で適切なのはどれか。
第57回午後第3問 図
  1. 1. 図1
  2. 2. 図2
  3. 3. 図3
  4. 4. 図4
  5. 5. 図5

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 図1

右片麻痺では、健側(左)へ向かって移乗する配置が安全で実用的です。初回評価では、車椅子を対象者の健側に約30〜45度の角度で置き、作業療法士が患側を保護しつつ前面で介助・観察できる位置関係が適切で、図1がこれに合致します。



【各選択肢の解説】
1. 図1
✅ 正しい。健側方向への移乗となる角度配置で、療法士が患側を守りつつ観察・介助できる位置です。

2. 図2
❌ 誤り。患側方向への移乗や、療法士の位置が介助・保護に不利な配置です。

3. 図3
❌ 誤り。車椅子の角度・位置が健側移乗の原則に合致していません。

4. 図4
❌ 誤り。位置関係が離れすぎ、または患側誘導となり安全な初回評価に不適です。

5. 図5
❌ 誤り。療法士・車椅子の配置が患側保護・観察に適していません。


【試験対策ポイント】
片麻痺の移乗は「健側方向へ移る」「車椅子は健側に約30〜45度」「療法士は患側(麻痺側)を保護」が三原則。初回評価では転倒に備え療法士が前方で観察できる位置取りが重要。図問題は車椅子が健側にあるか/療法士が患側にいるかの2点で判定します。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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