第57回 作業療法士国家試験 午後 第3問
身体障害作業療法第57回午後
第57回 作業療法士国家試験 午後 第3問(身体障害作業療法)の正答は 1 です。図の陰影部が麻痺側である。
問題
60歳の男性。脳血管障害による右片麻痺。ベッドから車椅子への移乗は1人で何とか可能である。
ベッドから車椅子への移乗場面の初回評価において、ベッド、車椅子および作業療法士の相対的な位置関係で適切なのはどれか。
- 1. 図1 ✓
- 2. 図2
- 3. 図3
- 4. 図4
- 5. 図5
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 23.5%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 図1
図の陰影部が麻痺側である。背臥位の対象者は、頭を図の右に置き、陰影のある図の上側が右(麻痺側)、下側が左(非麻痺側)になる。右片麻痺の移乗では、車椅子を非麻痺側(左)に斜めに置き、作業療法士は麻痺側の前方で転倒に備える。図1だけがこの2点を満たす。
【各選択肢の解説】
1. 図1(=正答)
✅ 正しい。車椅子は非麻痺側にあり、前輪をベッドの足側へ向けて斜めに置かれている。非麻痺側の下肢を軸に少ない回転で移れる配置である。作業療法士は対象者の前方・麻痺側寄りに立ち、崩れやすい麻痺側を支えつつ動作全体を観察できる。
✅ 正しい。車椅子は非麻痺側にあり、前輪をベッドの足側へ向けて斜めに置かれている。非麻痺側の下肢を軸に少ない回転で移れる配置である。作業療法士は対象者の前方・麻痺側寄りに立ち、崩れやすい麻痺側を支えつつ動作全体を観察できる。
2. 図2
❌ 誤り。車椅子の前輪がベッドの頭側を向いており、移乗に大きな方向転換が要る。作業療法士も車椅子の外側(非麻痺側)にいて麻痺側を守れない。正しくは、車椅子の向きを図1のように足側へ向け、作業療法士は麻痺側の前方に立つ。
❌ 誤り。車椅子の前輪がベッドの頭側を向いており、移乗に大きな方向転換が要る。作業療法士も車椅子の外側(非麻痺側)にいて麻痺側を守れない。正しくは、車椅子の向きを図1のように足側へ向け、作業療法士は麻痺側の前方に立つ。
3. 図3
❌ 誤り。車椅子の置き方は図1と同じだが、作業療法士が車椅子の後方にいる。正しくは、初回評価では動作を前から観察し、麻痺側へ崩れたときにすぐ支えられるよう対象者の前方・麻痺側に立つ。
❌ 誤り。車椅子の置き方は図1と同じだが、作業療法士が車椅子の後方にいる。正しくは、初回評価では動作を前から観察し、麻痺側へ崩れたときにすぐ支えられるよう対象者の前方・麻痺側に立つ。
4. 図4
❌ 誤り。車椅子が麻痺側(右)に置かれている。正しくは、片麻痺の移乗は非麻痺側の上下肢で体を支えて移るため、車椅子は非麻痺側に置く。
❌ 誤り。車椅子が麻痺側(右)に置かれている。正しくは、片麻痺の移乗は非麻痺側の上下肢で体を支えて移るため、車椅子は非麻痺側に置く。
5. 図5
❌ 誤り。車椅子が麻痺側(右)にあり、作業療法士も車椅子の向こう側にいて対象者に手が届かない。正しくは、車椅子は非麻痺側、作業療法士は対象者の前方・麻痺側である。
❌ 誤り。車椅子が麻痺側(右)にあり、作業療法士も車椅子の向こう側にいて対象者に手が届かない。正しくは、車椅子は非麻痺側、作業療法士は対象者の前方・麻痺側である。
【試験対策ポイント】
- 片麻痺の移乗:車椅子は非麻痺側に斜め、ブレーキ・フットサポートを確認
- 介助者・評価者の位置:対象者の前方・麻痺側(崩れる側を守る)
- 図の読み方:先に陰影(麻痺側)と頭の向きから左右を決め、次に車椅子の位置と向き、最後に療法士の位置を見る
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