第57回 作業療法士国家試験 午後 第34問
臨床医学第57回午後
第57回 作業療法士国家試験 午後 第34問(臨床医学)の正答は 2・5 です。多発性硬化症(MS)は中枢神経の脱髄が時間と場所を変えて繰り返し起こる病気で、若年成人の女性に多い。
問題
多発性硬化症について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 男性に多い。
- 2. 脱髄病変がみられる。 ✓
- 3. 発症は70代以上に多い。
- 4. 神経症状の進行は稀である。
- 5. 視力低下が出現する頻度が高い。 ✓
正答:2・5番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 56.3%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2・5番 — 脱髄病変がみられる。・視力低下が出現する頻度が高い。
多発性硬化症(MS)は中枢神経の脱髄が時間と場所を変えて繰り返し起こる病気で、若年成人の女性に多い。視神経は中枢神経の一部で脱髄が起こりやすく、視神経炎による視力低下が多い。
【各選択肢の解説】
1. 男性に多い。
❌ 誤り。正しくは、MSは女性に多い。
❌ 誤り。正しくは、MSは女性に多い。
2. 脱髄病変がみられる。
✅ 正しい(=正答)。脳・脊髄・視神経の髄鞘が炎症で壊れる脱髄が病態の中心で、MRIで白質に多数の病変がみられる。
✅ 正しい(=正答)。脳・脊髄・視神経の髄鞘が炎症で壊れる脱髄が病態の中心で、MRIで白質に多数の病変がみられる。
3. 発症は70代以上に多い。
❌ 誤り。正しくは、発症は20〜40歳代の若年成人に多い。
❌ 誤り。正しくは、発症は20〜40歳代の若年成人に多い。
4. 神経症状の進行は稀である。
❌ 誤り。正しくは、再発と寛解を繰り返すうちに障害が残り積み重なり、経過中に再発がなくても徐々に悪化する進行型(二次性進行型など)に移ることもある。
❌ 誤り。正しくは、再発と寛解を繰り返すうちに障害が残り積み重なり、経過中に再発がなくても徐々に悪化する進行型(二次性進行型など)に移ることもある。
5. 視力低下が出現する頻度が高い。
✅ 正しい(=正答)。視神経は脱髄の好発部位で、視神経炎により視力低下・中心暗点・眼球運動時の痛みが起こる。初発症状としても多い。
✅ 正しい(=正答)。視神経は脱髄の好発部位で、視神経炎により視力低下・中心暗点・眼球運動時の痛みが起こる。初発症状としても多い。
【試験対策ポイント】
- MS:中枢神経の脱髄・若年成人の女性・再発と寛解(時間的・空間的多発)
- 症状:視神経炎(視力低下)・感覚障害・運動麻痺・小脳症状・排尿障害
- Uhthoff徴候(体温上昇で症状が悪化)・Lhermitte徴候(頸部前屈で背部〜四肢に電撃痛)
- Charcotの3徴:眼振・企図振戦・断綴性言語
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