第57回 作業療法士国家試験 午後 第40問
臨床心理学第57回午後
せん妄について正しいのはどれか。
1. 急性に発症する。
2. 日内変動を伴わない。
3. 若年者が発症しやすい。
4. 重度の意識混濁を伴う。
5. 環境因子の影響を受けない。
- 1. 急性に発症する。 ✓
- 2. 日内変動を伴わない。
- 3. 若年者が発症しやすい。
- 4. 重度の意識混濁を伴う。
- 5. 環境因子の影響を受けない。
正答:1番
解説
■ 正答:1番 — 急性に発症する。
せん妄の最も重要な特徴は急性発症です。数時間から数日単位で突然出現し、意識障害、注意散漫、認知機能低下などを呈します。
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【各選択肢の解説】
1. 急性に発症する。
✅ 正しい。せん妄は数時間~数日で急速に発症するのが特徴で、認知症とは異なります。
2. 日内変動を伴わない。
❌ 誤り。せん妄は明らかな日内変動を伴い、夕方から夜間に症状が悪化することが多いです。
3. 若年者が発症しやすい。
❌ 誤り。せん妄は高齢者に多く発症します。加齢に伴う脳機能の低下が素因となります。
4. 重度の意識混濁を伴う。
❌ 誤り。せん妄では軽度~中等度の意識障害であり、完全な無反応は伴いません。
5. 環境因子の影響を受けない。
❌ 誤り。せん妄は環境因子(入院ストレス、睡眠不足、感染など)の影響を強く受けます。
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【試験対策ポイント】
• せん妄の必須特徴:急性発症・日内変動あり・高齢者に多い
• せん妄と認知症の区別が重要(発症速度が最大の違い)
• 環境因子や身体疾患が原因となる可逆的な状態