OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第57回 作業療法士国家試験 午後 第65問

生理学第57回午後

第57回 作業療法士国家試験 午後 第65問(生理学)の正答は 5 です。唾液にはα-アミラーゼ(プチアリン)が含まれ、デンプン(糖質)を分解する。

問題
唾液分泌について正しいのはどれか。
  1. 1. 1日の分泌量は約100 mLである。
  2. 2. 分泌速度が増すとpHは低下する。
  3. 3. 加齢により分泌量は増加する。
  4. 4. 唾液分泌中枢は中脳にある。
  5. 5. 糖質を分解する。 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 66.7%標準

42人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 糖質を分解する。

唾液にはα-アミラーゼ(プチアリン)が含まれ、デンプン(糖質)を分解する。分泌量・pH・加齢・中枢の位置という唾液の基本数値と調節をまとめて問う問題である。


【各選択肢の解説】

1. 1日の分泌量は約100 mLである。
❌ 誤り。量が一桁少ない。正しくは、1日の唾液分泌量は約1〜1.5 Lである。
2. 分泌速度が増すとpHは低下する。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、分泌速度が増すとHCO₃⁻の濃度が上がり、pHは上昇(アルカリ側)する。
3. 加齢により分泌量は増加する。
❌ 誤り。増加はしない。正しくは、高齢者では唾液分泌が減少しやすく、薬剤の影響も加わって口腔乾燥を起こしやすい。
4. 唾液分泌中枢は中脳にある。
❌ 誤り。中脳ではない。正しくは、唾液分泌中枢は延髄(上唾液核・下唾液核)にある。
5. 糖質を分解する。
✅ 正しい(=正答)。α-アミラーゼがデンプンを分解し、口腔内で糖質の消化が始まる。

【試験対策ポイント】

  • 分泌量:1日約1〜1.5 L
  • 中枢:延髄(上唾液核→顔面神経→顎下腺・舌下腺/下唾液核→舌咽神経→耳下腺)
  • 消化酵素:α-アミラーゼ(糖質)
  • 分泌が速いほどpHは上がる
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