OTカコモン — 作業療法士国家試験 過去問・解説

第57回 作業療法士国家試験 午後 第69問

運動学第57回午後
強制吸気時に働くのはどれか。2つ選べ。 1. 横隔膜 2. 腹直筋 3. 肋下筋 4. 外肋間筋 5. 内腹斜筋
  1. 1. 横隔膜 ✓
  2. 2. 腹直筋
  3. 3. 肋下筋
  4. 4. 外肋間筋 ✓
  5. 5. 内腹斜筋

正答:1・4番

解説
■ 正答:1番、4番 — 横隔膜、外肋間筋 強制吸気とは努力呼吸時の深い吸気を指します。通常吸気では横隔膜と外肋間筋が働きますが、強制吸気ではこれらの筋に加えて補助呼吸筋が動員されます。本問で強制吸気時に働く筋は、胸郭を拡大させる作用を持つ横隔膜と外肋間筋の2つです。 --- 【各選択肢の解説】 1. 横隔膜 ✅ 正しい。通常吸気の主動作筋であり、強制吸気時にはさらに大きく収縮して胸腔を拡大させます。 2. 腹直筋 ❌ 誤り。腹直筋は呼気時に働く呼気筋で、腹部を圧迫して肺の容量を減らします。 3. 肋下筋 ❌ 誤り。肋下筋は呼気時に働く呼気筋で、肋骨を下制させ胸郭を縮小させます。 4. 外肋間筋 ✅ 正しい。肋骨を上挙させて胸郭を拡大させる吸気筋で、強制吸気時により強く収縮して動員されます。 5. 内腹斜筋 ❌ 誤り。内腹斜筋は呼気筋に分類され、腹圧上昇により呼気を促進させます。 --- 【試験対策ポイント】 • 吸気筋(横隔膜、外肋間筋)と呼気筋(肋下筋、内腹斜筋、腹直筋)の分類を確実に覚える • 強制吸気=努力呼吸時、通常吸気=安静呼吸時の区別 • 胸郭拡大作用=吸気筋、胸郭縮小作用=呼気筋という原則
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