第57回 作業療法士国家試験 午後 第68問
生理学第57回午後
第57回 作業療法士国家試験 午後 第68問(生理学)は採点除外(全員に得点)の問題です。体温調節中枢の位置、熱放散と熱産生の仕組み、核心温度の測り方、乳幼児の特徴という体温の基本を各選択肢で確かめる。
問題
体温について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 体温調節中枢は延髄にある。
- 2. 末梢血管収縮で熱放散が低下する。
- 3. ヒトの核心温度は体表で測定できる。
- 4. 甲状腺ホルモンは熱生産を低下させる。
- 5. 乳幼児は成人より体温調節機能が高い。
正答:
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40人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 採点除外(全員正解の扱い)
体温調節中枢の位置、熱放散と熱産生の仕組み、核心温度の測り方、乳幼児の特徴という体温の基本を各選択肢で確かめる。
【各選択肢の解説】
1. 体温調節中枢は延髄にある。
❌ 誤り。延髄ではない。正しくは、体温調節中枢は視床下部にあり、熱産生と熱放散を調節する。
❌ 誤り。延髄ではない。正しくは、体温調節中枢は視床下部にあり、熱産生と熱放散を調節する。
2. 末梢血管収縮で熱放散が低下する。
✅ 正しい。皮膚の血管が収縮すると体表へ運ばれる血液が減り、皮膚から外へ逃げる熱が少なくなる(寒冷時の反応)。
✅ 正しい。皮膚の血管が収縮すると体表へ運ばれる血液が減り、皮膚から外へ逃げる熱が少なくなる(寒冷時の反応)。
3. ヒトの核心温度は体表で測定できる。
❌ 誤り。体表(皮膚)の温度は外殻温度で、外気の影響を受けて核心温度より低く変動する。正しくは、核心温度は原則として直腸・食道・鼓膜などの深部で測る。ただし体表に当てて深部の温度を測る深部体温計もあり、文献により扱いが分かれる。
❌ 誤り。体表(皮膚)の温度は外殻温度で、外気の影響を受けて核心温度より低く変動する。正しくは、核心温度は原則として直腸・食道・鼓膜などの深部で測る。ただし体表に当てて深部の温度を測る深部体温計もあり、文献により扱いが分かれる。
4. 甲状腺ホルモンは熱生産を低下させる。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、甲状腺ホルモンは基礎代謝を高めて熱産生を増加させる。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、甲状腺ホルモンは基礎代謝を高めて熱産生を増加させる。
5. 乳幼児は成人より体温調節機能が高い。
❌ 誤り。乳幼児の調節機能は未熟である。正しくは、乳幼児は体重あたりの体表面積が大きく熱を失いやすく、調節機能が低いため、環境温の影響を受けやすい。
❌ 誤り。乳幼児の調節機能は未熟である。正しくは、乳幼児は体重あたりの体表面積が大きく熱を失いやすく、調節機能が低いため、環境温の影響を受けやすい。
【試験対策ポイント】
- 体温調節中枢:視床下部
- 熱放散を減らす:皮膚血管収縮/熱産生を増やす:ふるえ・甲状腺ホルモン・カテコールアミン
- 核心温度の測定部位:直腸・食道・鼓膜
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