第57回 作業療法士国家試験 午後 第72問
運動学第57回午後
第57回 作業療法士国家試験 午後 第72問(運動学)の正答は 4・5 です。膝関節と足関節の両方に作用するには、大腿骨から起こり踵骨に付く2関節筋である必要がある。
問題
膝関節屈曲と足関節底屈の両方に作用する筋はどれか。2つ選べ。
- 1. 足の長指屈筋
- 2. 後脛骨筋
- 3. 膝窩筋
- 4. 足底筋 ✓
- 5. 腓腹筋 ✓
正答:4・5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 26.3%難問
38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4・5番 — 足底筋・腓腹筋
膝関節と足関節の両方に作用するには、大腿骨から起こり踵骨に付く2関節筋である必要がある。該当するのは腓腹筋と足底筋で、下腿から起こる筋(長趾屈筋・後脛骨筋)は膝をまたがず、膝窩筋は足関節をまたがない。
【各選択肢の解説】
1. 足の長指屈筋
❌ 誤り。膝関節をまたがない。正しくは、長趾屈筋(国試の語形では長指屈筋)は脛骨後面から起こり、足趾の屈曲・足関節の底屈・内がえしに働く。
❌ 誤り。膝関節をまたがない。正しくは、長趾屈筋(国試の語形では長指屈筋)は脛骨後面から起こり、足趾の屈曲・足関節の底屈・内がえしに働く。
2. 後脛骨筋
❌ 誤り。膝関節をまたがない。正しくは、後脛骨筋は下腿骨間膜とその周囲の脛骨・腓骨から起こり、足関節の底屈・内がえしに働く。
❌ 誤り。膝関節をまたがない。正しくは、後脛骨筋は下腿骨間膜とその周囲の脛骨・腓骨から起こり、足関節の底屈・内がえしに働く。
3. 膝窩筋
❌ 誤り。足関節をまたがない。正しくは、膝窩筋は大腿骨外側顆から脛骨後面に付き、膝関節の屈曲・下腿の内旋(伸展位からのロック解除)に働く。
❌ 誤り。足関節をまたがない。正しくは、膝窩筋は大腿骨外側顆から脛骨後面に付き、膝関節の屈曲・下腿の内旋(伸展位からのロック解除)に働く。
4. 足底筋
✅ 正しい(=正答)。大腿骨外側上顆付近から起こり、細長い腱でアキレス腱の内側に沿って踵骨に付くため、両関節をまたぐ。作用は弱い。
✅ 正しい(=正答)。大腿骨外側上顆付近から起こり、細長い腱でアキレス腱の内側に沿って踵骨に付くため、両関節をまたぐ。作用は弱い。
5. 腓腹筋
✅ 正しい(=正答)。大腿骨の内側・外側上顆から起こり、アキレス腱で踵骨に付く2関節筋で、膝関節屈曲と足関節底屈の両方に働く。
✅ 正しい(=正答)。大腿骨の内側・外側上顆から起こり、アキレス腱で踵骨に付く2関節筋で、膝関節屈曲と足関節底屈の両方に働く。
【試験対策ポイント】
| 筋 | 膝屈曲 | 足底屈 |
|---|---|---|
| 腓腹筋・足底筋 | ○ | ○ |
| ヒラメ筋・後脛骨筋・長趾屈筋 | − | ○ |
| 膝窩筋・ハムストリングス | ○ | − |
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