第57回 作業療法士国家試験 午後 第74問
運動学第57回午後
第57回 作業療法士国家試験 午後 第74問(運動学)の正答は 1 です。1歩行周期の関節の動きは、足関節と膝関節が2回ずつ、股関節が1回ずつの屈伸(背屈・底屈)を行う。
問題
正常歩行について正しいのはどれか。
- 1. 足関節は1歩行周期に背屈と底屈とが2回生じる。 ✓
- 2. 股関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが2回生じる。
- 3. 膝関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが1回生じる。
- 4. 一側下肢の立脚相と遊脚相の割合は7:3である。
- 5. 高齢者では歩行比が大きくなる。
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 40.5%難問
37人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 足関節は1歩行周期に背屈と底屈とが2回生じる。
1歩行周期の関節の動きは、足関節と膝関節が2回ずつ、股関節が1回ずつの屈伸(背屈・底屈)を行う。回数の取り違えと立脚相・遊脚相の比を問う問題である。
【各選択肢の解説】
1. 足関節は1歩行周期に背屈と底屈とが2回生じる。
✅ 正しい(=正答)。初期接地後に底屈→立脚中期〜終期に背屈→前遊脚期に底屈→遊脚期に背屈(つま先のクリアランス)と、底屈と背屈が2回ずつ起こる。
✅ 正しい(=正答)。初期接地後に底屈→立脚中期〜終期に背屈→前遊脚期に底屈→遊脚期に背屈(つま先のクリアランス)と、底屈と背屈が2回ずつ起こる。
2. 股関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが2回生じる。
❌ 誤り。回数が多い。正しくは、股関節は立脚相で伸展し遊脚相で屈曲する、1回ずつの動きである。
❌ 誤り。回数が多い。正しくは、股関節は立脚相で伸展し遊脚相で屈曲する、1回ずつの動きである。
3. 膝関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが1回生じる。
❌ 誤り。回数が少ない。正しくは、荷重応答期の軽い屈曲と遊脚期の大きな屈曲があり、伸展と屈曲が2回ずつ起こる(二重膝作用)。
❌ 誤り。回数が少ない。正しくは、荷重応答期の軽い屈曲と遊脚期の大きな屈曲があり、伸展と屈曲が2回ずつ起こる(二重膝作用)。
4. 一側下肢の立脚相と遊脚相の割合は7:3である。
❌ 誤り。比が違う。正しくは、通常の歩行速度で立脚相:遊脚相は約6:4である。
❌ 誤り。比が違う。正しくは、通常の歩行速度で立脚相:遊脚相は約6:4である。
5. 高齢者では歩行比が大きくなる。
❌ 誤り。向きが逆である。歩行比は歩幅を歩行率(1分あたりの歩数)で割った値で、正しくは、高齢者では歩幅が小さくなるため歩行比は小さくなる。
❌ 誤り。向きが逆である。歩行比は歩幅を歩行率(1分あたりの歩数)で割った値で、正しくは、高齢者では歩幅が小さくなるため歩行比は小さくなる。
【試験対策ポイント】
| 関節 | 1歩行周期の動き |
|---|---|
| 股関節 | 伸展・屈曲が各1回 |
| 膝関節 | 伸展・屈曲が各2回 |
| 足関節 | 底屈・背屈が各2回 |
- 立脚相:遊脚相=約6:4、両脚支持期は1周期に2回
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