第57回 作業療法士国家試験 午後 第75問
病理学概論第57回午後
第57回 作業療法士国家試験 午後 第75問(病理学概論)の正答は 2 です。細胞は再生能力により、常に分裂を続ける不安定細胞(骨髄の造血細胞・表皮・消化管上皮)、刺激で分裂する安定細胞(肝細胞など)、ほとんど分裂しない永久細胞(神経細胞・心筋細胞)に分けられる。
問題
組織の再生能力が最も高いのはどれか。
- 1. 角膜
- 2. 骨髄 ✓
- 3. 心筋
- 4. 神経
- 5. 横紋筋
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 82.8%参考値
29人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 骨髄
細胞は再生能力により、常に分裂を続ける不安定細胞(骨髄の造血細胞・表皮・消化管上皮)、刺激で分裂する安定細胞(肝細胞など)、ほとんど分裂しない永久細胞(神経細胞・心筋細胞)に分けられる。骨髄は不安定細胞の代表である。
【各選択肢の解説】
1. 角膜
❌ 誤り。最も高くはない。正しくは、角膜上皮は再生するが、角膜内皮はほとんど再生せず、深い損傷は瘢痕(混濁)を残しうる。
❌ 誤り。最も高くはない。正しくは、角膜上皮は再生するが、角膜内皮はほとんど再生せず、深い損傷は瘢痕(混濁)を残しうる。
2. 骨髄
✅ 正しい(=正答)。造血幹細胞が生涯にわたり分裂を続けて血球を補充しているため、再生能力が最も高い。
✅ 正しい(=正答)。造血幹細胞が生涯にわたり分裂を続けて血球を補充しているため、再生能力が最も高い。
3. 心筋
❌ 誤り。再生能力は乏しい。正しくは、心筋細胞は永久細胞で、心筋梗塞の壊死部は線維組織(瘢痕)に置き換わる。
❌ 誤り。再生能力は乏しい。正しくは、心筋細胞は永久細胞で、心筋梗塞の壊死部は線維組織(瘢痕)に置き換わる。
4. 神経
❌ 誤り。再生能力は乏しい。正しくは、神経細胞は永久細胞で、中枢神経では失われるとグリアによる修復になる(末梢神経の軸索は条件がよければ再生する)。
❌ 誤り。再生能力は乏しい。正しくは、神経細胞は永久細胞で、中枢神経では失われるとグリアによる修復になる(末梢神経の軸索は条件がよければ再生する)。
5. 横紋筋
❌ 誤り。最も高くはない。正しくは、骨格筋は衛星細胞による再生能力をもつが限られ、大きな損傷は線維化で修復される。
❌ 誤り。最も高くはない。正しくは、骨格筋は衛星細胞による再生能力をもつが限られ、大きな損傷は線維化で修復される。
【試験対策ポイント】
| 分類 | 例 |
|---|---|
| 不安定細胞(再生能力が高い) | 骨髄造血細胞・表皮・消化管上皮 |
| 安定細胞(刺激で再生) | 肝細胞・腎尿細管上皮・線維芽細胞 |
| 永久細胞(ほぼ再生しない) | 神経細胞・心筋細胞 |
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