OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第57回 作業療法士国家試験 午後 第80問

臨床心理学第57回午後

第57回 作業療法士国家試験 午後 第80問(臨床心理学)の正答は 2 です。自律訓練法(Schultz)は、「両腕・両脚が重たい」「温かい」などの公式を心の中で繰り返す自己暗示で、軽い催眠に近い状態をつくり心身を弛緩させる方法である。

問題
自己暗示により催眠状態を作り出し心身をリラックスさせる方法はどれか。
  1. 1. コラム法
  2. 2. 自律訓練法 ✓
  3. 3. 自由連想法
  4. 4. 漸進的筋弛緩法
  5. 5. マインドフルネス

正答:2番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 50%参考値

24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 自律訓練法

自律訓練法(Schultz)は、「両腕・両脚が重たい」「温かい」などの公式を心の中で繰り返す自己暗示で、軽い催眠に近い状態をつくり心身を弛緩させる方法である。「自己暗示」「催眠」がキーワードとなる。


【各選択肢の解説】

1. コラム法
❌ 誤り。自己暗示の方法ではない。正しくは、コラム法は認知療法・認知行動療法の技法で、状況・自動思考・感情などを表に書き出して考え方の偏りを見直す。
2. 自律訓練法
✅ 正しい(=正答)。言語公式による自己暗示で注意を身体感覚に向け、受動的な集中のもとで自律神経の働きを整えてリラックスを得る。
3. 自由連想法
❌ 誤り。リラクセーション法ではない。正しくは、自由連想法は精神分析(Freud)の技法で、頭に浮かんだことを選ばずにそのまま話してもらい、無意識の葛藤を探る。
4. 漸進的筋弛緩法
❌ 誤り。自己暗示ではない。正しくは、漸進的筋弛緩法(Jacobson)は筋を意図的に緊張させてから弛緩させることを部位ごとに繰り返し、弛緩の感覚を身につける方法である。
5. マインドフルネス
❌ 誤り。催眠状態をつくる方法ではない。正しくは、マインドフルネスは今この瞬間の体験に、評価を加えずに注意を向けることを練習する方法である。

【試験対策ポイント】

方法創始者・背景核心
自律訓練法Schultz言語公式による自己暗示
漸進的筋弛緩法Jacobson筋の緊張→弛緩の繰り返し
自由連想法Freud(精神分析)浮かんだことをそのまま話す
コラム法認知療法・認知行動療法自動思考を書き出して検討
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