OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第57回 作業療法士国家試験 午後 第81問

臨床心理学第57回午後

第57回 作業療法士国家試験 午後 第81問(臨床心理学)の正答は 3 です。障害受容の5段階(上田敏がCohn・Finkらの段階理論をもとにまとめたもの)は、ショック期→否認期→混乱期→解決への努力期→受容期の順である。

問題
障害受容に至る5つの過程において3番目に現れるのはどれか。
  1. 1. 解決への努力期
  2. 2. ショック期
  3. 3. 混乱期 ✓
  4. 4. 受容期
  5. 5. 否認期

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 63.6%参考値

22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 混乱期

障害受容の5段階(上田敏がCohn・Finkらの段階理論をもとにまとめたもの)は、ショック期→否認期→混乱期→解決への努力期→受容期の順である。3番目は、障害が治らないことを否認しきれなくなり、怒り・悲嘆・抑うつが表に出る混乱期である。


【各選択肢の解説】

1. 解決への努力期
❌ 誤り。解決への努力期は混乱期の後に来る段階である。正しくは4番目で、他人や環境を責めても解決しないと気づき、自分で努力しようとする段階である。
2. ショック期
❌ 誤り。ショック期は受傷・発症の直後の段階である。正しくは1番目で、事態を実感できず、感情が麻痺したように平静に見えることもある。
3. 混乱期
✅ 正しい。否認期の次に来る3番目の段階である。障害が残る現実を否認しきれなくなるため、怒りや恨みを周囲に向けたり、悲嘆・抑うつに陥ったりする。
4. 受容期
❌ 誤り。受容期は最後の段階である。正しくは5番目で、障害を自分の一部として受け入れ、新しい役割や価値を見いだす段階である。
5. 否認期
❌ 誤り。否認期はショック期の次に来る段階である。正しくは2番目で、「いずれ治る」と障害の存在や永続性を認めようとしない段階である。

【試験対策ポイント】

順段階主な特徴
1ショック期実感がない・感情の麻痺
2否認期障害を認めない・回復への過度の期待
3混乱期怒り・悲嘆・抑うつ
4解決への努力期自分で努力しようとする
5受容期障害を受け入れ新しい役割を得る
  • 段階は一方向に進むとは限らず、行きつ戻りつすることがある
  • 4段階のFinkモデル(ショック→防衛的退行→承認→適応)と名前を混同しない
📗 OTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、OT国試ノート「臨床心理学」第7章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

OT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 31科目・全130章/過去問12回分(第50〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 31科目・全130章。運動学は無料で読めます。購入するとOTカコモンの広告も消えます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
作業療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | OTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(身体障害・精神障害・発達障害・老年期)と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国20,364か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第57回 全問一覧

▶ 臨床心理学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)