第58回 作業療法士国家試験 午前 第13問
老年期作業療法第58回午前
第58回 作業療法士国家試験 午前 第13問(老年期作業療法)の正答は 1 です。振戦・固縮・すくみ足・仮面様顔貌からパーキンソン病が考えられる。
問題
65歳の男性。3年前から右手に振戦がみられるようになり、体の動きが固く、すくみ足がみられ、表情も乏しくなっていった。日常生活の支障に対して作業療法が処方されたが、本人は何かと理由をつけてなかなか参加せず、無為に過ごす様子が目立ってきた。この患者の治療方針を検討する際に、評価すべき精神医学的な合併症として最も重要なのはどれか。
- 1. うつ病 ✓
- 2. 解離性障害
- 3. 強迫性障害
- 4. 身体表現性障害
- 5. 統合失調症
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%難問
34人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — うつ病
振戦・固縮・すくみ足・仮面様顔貌からパーキンソン病が考えられる。何かと理由をつけて参加しない・無為に過ごすという様子は、パーキンソン病に多い非運動症状のうつ(またはアパシー)を疑わせ、治療方針を決める前に評価すべきである。
【各選択肢の解説】
1. うつ病
✅ 正しい。うつはパーキンソン病で頻度の高い精神症状で、意欲低下・活動の回避として現れる。運動症状の仮面様顔貌や動作緩慢と重なって見落とされやすく、治療で改善しうるので評価が欠かせない。
✅ 正しい。うつはパーキンソン病で頻度の高い精神症状で、意欲低下・活動の回避として現れる。運動症状の仮面様顔貌や動作緩慢と重なって見落とされやすく、治療で改善しうるので評価が欠かせない。
2. 解離性障害
❌ 誤り。パーキンソン病の合併症として挙げられる精神症状ではない。正しくは、解離性障害は心理的負荷などを背景に記憶・意識・自己同一性のまとまりが失われる病態である。
❌ 誤り。パーキンソン病の合併症として挙げられる精神症状ではない。正しくは、解離性障害は心理的負荷などを背景に記憶・意識・自己同一性のまとまりが失われる病態である。
3. 強迫性障害
❌ 誤り。パーキンソン病の代表的な精神的合併症ではない。正しくは、パーキンソン病で問題になるのはうつ・不安・アパシー・幻覚や妄想、ドパミン補充療法に伴う衝動制御障害などである。
❌ 誤り。パーキンソン病の代表的な精神的合併症ではない。正しくは、パーキンソン病で問題になるのはうつ・不安・アパシー・幻覚や妄想、ドパミン補充療法に伴う衝動制御障害などである。
4. 身体表現性障害
❌ 誤り。本例の身体症状はパーキンソン病で説明がつく。正しくは、身体表現性障害は身体症状を説明できる身体疾患がないときに考える。
❌ 誤り。本例の身体症状はパーキンソン病で説明がつく。正しくは、身体表現性障害は身体症状を説明できる身体疾患がないときに考える。
5. 統合失調症
❌ 誤り。65歳で初めて発症することはまれで、本例に幻覚・妄想の記載もない。正しくは、パーキンソン病で幻覚・妄想が出たときは、統合失調症でなく病気の進行や抗パーキンソン病薬の影響を考える。
❌ 誤り。65歳で初めて発症することはまれで、本例に幻覚・妄想の記載もない。正しくは、パーキンソン病で幻覚・妄想が出たときは、統合失調症でなく病気の進行や抗パーキンソン病薬の影響を考える。
【試験対策ポイント】
- パーキンソン病の非運動症状:うつ・不安・アパシー、認知機能障害、幻覚・妄想、睡眠障害、自律神経症状
- 「参加しない・無為」をやる気の問題で片づけず、うつ・アパシーを評価する
📗 OTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、OT国試ノート「パーキンソン病」第1章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 31科目・全130章。運動学は無料で読めます。購入するとOTカコモンの広告も消えます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
作業療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚12年分・約2,400問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | OTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(身体障害・精神障害・発達障害・老年期)と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国20,364か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)