第58回 作業療法士国家試験 午前 第38問
老年期作業療法第58回午前
第58回 作業療法士国家試験 午前 第38問(老年期作業療法)の正答は 4 です。Hoehn & YahrステージⅢは姿勢反射障害が現れ、転倒しやすくなるが、日常生活はおおむね自立している段階である。
問題
Hoehn & Yahr の重症度分類ステージⅢの Parkinson 病への作業療法で最も適切なのはどれか。
- 1. 車椅子操作
- 2. 万能カフの導入
- 3. 音声入力によるパソコン操作
- 4. 棒体操による頸部体幹伸展運動 ✓
- 5. 机上での細かいビーズを用いた手芸
正答:4番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.8%標準
34人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 棒体操による頸部体幹伸展運動
Hoehn & YahrステージⅢは姿勢反射障害が現れ、転倒しやすくなるが、日常生活はおおむね自立している段階である。前屈み姿勢と体幹の硬さに対し、頸部・体幹の伸展運動で姿勢を保つことが目標になる。
【各選択肢の解説】
1. 車椅子操作
❌ 誤り。ステージⅢはまだ自力で歩ける段階で、車椅子は早すぎる。正しくは、車椅子が中心になるのは介助なしでは車椅子またはベッドの生活となるステージⅤである。
❌ 誤り。ステージⅢはまだ自力で歩ける段階で、車椅子は早すぎる。正しくは、車椅子が中心になるのは介助なしでは車椅子またはベッドの生活となるステージⅤである。
2. 万能カフの導入
❌ 誤り。万能カフは握る力がなく物を持てない人(頸髄損傷など)が食具を手に固定するための自助具である。正しくは、把持ができるステージⅢのParkinson病には通常必要ない。
❌ 誤り。万能カフは握る力がなく物を持てない人(頸髄損傷など)が食具を手に固定するための自助具である。正しくは、把持ができるステージⅢのParkinson病には通常必要ない。
3. 音声入力によるパソコン操作
❌ 誤り。上肢での操作がまだ可能な段階で、音声入力に切り替える必要は乏しい。正しくは、上肢での操作が難しくなった段階で検討する代替手段である。
❌ 誤り。上肢での操作がまだ可能な段階で、音声入力に切り替える必要は乏しい。正しくは、上肢での操作が難しくなった段階で検討する代替手段である。
4. 棒体操による頸部体幹伸展運動
✅ 正しい(=正答)。Parkinson病では頸部・体幹が前屈し、体幹の回旋や伸展が硬くなる。棒を両手で持って上肢を挙げることで頸部・体幹の伸展を引き出しやすく、姿勢の改善と転倒予防につながる。
✅ 正しい(=正答)。Parkinson病では頸部・体幹が前屈し、体幹の回旋や伸展が硬くなる。棒を両手で持って上肢を挙げることで頸部・体幹の伸展を引き出しやすく、姿勢の改善と転倒予防につながる。
5. 机上での細かいビーズを用いた手芸
❌ 誤り。細かいビーズの操作は運動の緩慢さや巧緻性の低下で難しく、ステージⅢの主な課題である姿勢・バランスにも働きかけない。正しくは、姿勢・バランスへの運動を優先する。
❌ 誤り。細かいビーズの操作は運動の緩慢さや巧緻性の低下で難しく、ステージⅢの主な課題である姿勢・バランスにも働きかけない。正しくは、姿勢・バランスへの運動を優先する。
【試験対策ポイント】
| ステージ | 状態 |
|---|---|
| Ⅰ | 症状が一側のみ |
| Ⅱ | 両側に症状・姿勢反射障害なし |
| Ⅲ | 姿勢反射障害あり・日常生活はおおむね自立 |
| Ⅳ | 高度の障害・起立と歩行は介助なしでなんとか可能 |
| Ⅴ | 介助なしでは車椅子またはベッドの生活 |
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