第58回 作業療法士国家試験 午前 第39問
作業療法管理学第58回午前
SOAP による作業療法記録で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 問題指向型の診療記録である。
2. S には作業療法士が観察した情報を記載する。
3. O には患者本人や家族から得た情報を記載する。
4. A には作業療法プログラムを記載する。
5. P には A に対する具体的な対応を記載する。
- 1. 問題指向型の診療記録である。 ✓
- 2. S には作業療法士が観察した情報を記載する。
- 3. O には患者本人や家族から得た情報を記載する。
- 4. A には作業療法プログラムを記載する。
- 5. P には A に対する具体的な対応を記載する。 ✓
正答:1・5番
解説
■ 正答:1番、5番 — 問題指向型の診療記録である / P には A に対する具体的な対応を記載する
SOAP 記録は問題指向型の診療記録システムで、患者の主訴から評価・計画まで一連の思考過程を構造化して記録します。S は患者の主観的情報、O は客観的所見、A は評価と解釈、P は具体的な対応計画を記載します。
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【各選択肢の解説】
1. 問題指向型の診療記録である。
✅ 正しい。SOAP 記録は患者の問題を中心に医学的・機能的な情報を体系的に整理する問題指向型アプローチの代表的な記録方法です。
2. S には作業療法士が観察した情報を記載する。
❌ 誤り。S(Subjective)は患者本人や家族からの主観的な訴え・情報を記載します。作業療法士の観察情報は O に記載します。
3. O には患者本人や家族から得た情報を記載する。
❌ 誤り。O(Objective)は作業療法士が検査・測定・観察により得た客観的データを記載します。患者・家族の情報は S に記載します。
4. A には作業療法プログラムを記載する。
❌ 誤り。A(Assessment)には S と O の情報から導き出した評価・分析・解釈・問題点の分析を記載します。プログラムは P に記載します。
5. P には A に対する具体的な対応を記載する。
✅ 正しい。P(Plan)には A で分析した問題に対して、今後実施する具体的な作業療法プログラムと対応方法を記載します。
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【試験対策ポイント】
- SOAP の各要素:S(患者の訴え)→ O(客観的所見)→ A(評価・分析)→ P(計画・対応)
- S と O の区別:主観 vs 客観
- A は「判断」、P は「行動」という区別