OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第58回 作業療法士国家試験 午前 第45問

精神障害作業療法第58回午前

第58回 作業療法士国家試験 午前 第45問(精神障害作業療法)の正答は 1 です。AA(Alcoholics Anonymous:アルコホーリクス・アノニマス)は自助グループとして依存症の回復を支援する組織であり、アルコール依存症の長期断酒支援として広く認められている。

問題
疾患と治療の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. アルコール依存症 ── AA
  2. 2. 覚醒剤依存症 ── コリンエステラーゼ阻害薬
  3. 3. 大麻依存症 ── ビタミンB1(チアミン)補充
  4. 4. タバコ依存症 ── SMARPP〈Serigaya Methamphetamine Relapse Prevention Program〉
  5. 5. ヘロイン依存症 ── ニコチン置換療法

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — アルコール依存症 ── AA

AA(Alcoholics Anonymous:アルコホーリクス・アノニマス)は自助グループとして依存症の回復を支援する組織であり、アルコール依存症の長期断酒支援として広く認められている。


【各選択肢の解説】

1. アルコール依存症 ── AA
✅ 正しい。AAは12ステッププログラムを基盤としたアルコール依存症の自助グループ。断酒維持と仲間のサポートを中心とした回復モデル。
2. 覚醒剤依存症 ── コリンエステラーゼ阻害薬
❌ 誤り。コリンエステラーゼ阻害薬(ドネペジルなど)はアルツハイマー型認知症治療薬。覚醒剤依存症への適応はない。
3. 大麻依存症 ── ビタミンB₁(チアミン)補充
❌ 誤り。ビタミンB₁補充はアルコール依存症に伴うWernicke脳症の予防・治療に用いる。大麻依存症への適応ではない。
4. タバコ依存症 ── SMARPP
❌ 誤り。SMARPPは覚醒剤依存症に対する薬物再乱用防止プログラム。ニコチン依存症の治療はニコチン置換療法・バレニクリン(チャンピックス)等。
5. ヘロイン依存症 ── ニコチン置換療法
❌ 誤り。ニコチン置換療法(ニコチンパッチ・ガムなど)はタバコ依存症(ニコチン依存症)の治療。ヘロインにはメサドン維持療法などが用いられる。

【試験対策ポイント】

物質依存症治療の対応表:アルコール=AA・断酒会・B₁補充(Wernicke予防)覚醒剤=SMARPP(薬物再乱用防止)タバコ=ニコチン置換・バレニクリンヘロイン=メサドン維持療法。これらを混同させる問題は頻出。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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