OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第58回 作業療法士国家試験 午前 第57問

生理学第58回午前

第58回 作業療法士国家試験 午前 第57問(生理学)の正答は 1・5 です。腎臓は尿をつくるだけでなく内分泌器官でもあり、血圧を調節するレニンと、赤血球の産生を促すエリスロポエチンを分泌する。

問題
腎臓から分泌されるホルモンはどれか。2つ選べ。
  1. 1. レニン ✓
  2. 2. メラトニン
  3. 3. カルシトニン
  4. 4. バソプレシン
  5. 5. エリスロポエチン ✓

正答:1・5番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 56.5%標準

46人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1・5番 — レニン・エリスロポエチン

腎臓は尿をつくるだけでなく内分泌器官でもあり、血圧を調節するレニンと、赤血球の産生を促すエリスロポエチンを分泌する。バソプレシンは腎臓に「作用する」ホルモンで、腎臓が「分泌する」ホルモンではない。


【各選択肢の解説】

1. レニン(=正答)
✅ 正しい。腎臓の傍糸球体細胞から、腎血流の低下などに反応して分泌される。アンジオテンシノーゲンをアンジオテンシンIに変え、レニン‐アンジオテンシン‐アルドステロン系を動かして血圧を上げる。
2. メラトニン
❌ 誤り。腎臓のホルモンではない。正しくは、松果体から分泌され、睡眠・覚醒のリズム(概日リズム)の調節にかかわる。
3. カルシトニン
❌ 誤り。腎臓のホルモンではない。正しくは、甲状腺の傍濾胞細胞(C細胞)から分泌され、血中カルシウム濃度を下げる。
4. バソプレシン
❌ 誤り。腎臓から分泌されるのではない。正しくは、視床下部の神経細胞でつくられ下垂体後葉から分泌され、腎臓の集合管に作用して水の再吸収を増やす(抗利尿ホルモン)。
5. エリスロポエチン(=正答)
✅ 正しい。腎臓が組織の酸素不足を感じとると分泌し、骨髄に働いて赤血球の産生を促す。このため慢性腎不全では分泌が減り、腎性貧血が起こる。

【試験対策ポイント】

ホルモン分泌する所
レニン腎臓(傍糸球体細胞)
エリスロポエチン腎臓
メラトニン松果体
カルシトニン甲状腺(傍濾胞細胞)
バソプレシン視床下部でつくり下垂体後葉から分泌

腎臓はビタミンDを活性型に変える場所でもある。

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