第58回 作業療法士国家試験 午前 第58問
解剖学第58回午前
第58回 作業療法士国家試験 午前 第58問(解剖学)の正答は 5 です。
問題
眼球で誤っているのはどれか。
- 1. 視細胞には錐体と桿体とがある。
- 2. 視神経乳頭は黄斑より内側にある。
- 3. 錐体は中心窩にある。
- 4. 前眼房は眼房水で満たされている。
- 5. 毛様体は瞳孔の大きさを調節する。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 40%難問
50人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 毛様体は瞳孔の大きさを調節する。
否定設問。瞳孔の大きさを調節するのは虹彩で、毛様体は水晶体の厚さを変えてピント(遠近)の調節を行う。似た位置にある2つの構造の働きを入れ替えた記述である。
【各選択肢の解説】
1. 視細胞には錐体と桿体とがある。
✅ 正しい。網膜の視細胞は2種類あり、錐体は明るい所での視力と色覚を、桿体は暗い所での明暗の感受を担う。
✅ 正しい。網膜の視細胞は2種類あり、錐体は明るい所での視力と色覚を、桿体は暗い所での明暗の感受を担う。
2. 視神経乳頭は黄斑より内側にある。
✅ 正しい。視神経乳頭は黄斑より鼻側(内側)にあり、視細胞がないため視野の盲点となる。
✅ 正しい。視神経乳頭は黄斑より鼻側(内側)にあり、視細胞がないため視野の盲点となる。
3. 錐体は中心窩にある。
✅ 正しい。黄斑の中央にある中心窩には錐体が密に集まり、桿体はない。このため中心窩は視力が最も高い部位である。
✅ 正しい。黄斑の中央にある中心窩には錐体が密に集まり、桿体はない。このため中心窩は視力が最も高い部位である。
4. 前眼房は眼房水で満たされている。
✅ 正しい。眼房水は毛様体でつくられ、後眼房から瞳孔を通って角膜と虹彩の間の前眼房を満たし、眼圧を保つ。
✅ 正しい。眼房水は毛様体でつくられ、後眼房から瞳孔を通って角膜と虹彩の間の前眼房を満たし、眼圧を保つ。
5. 毛様体は瞳孔の大きさを調節する。(=正答)
❌ 誤り。毛様体は瞳孔径を調節しない。正しくは、瞳孔の大きさは虹彩の瞳孔括約筋(副交感神経支配・縮瞳)と瞳孔散大筋(交感神経支配・散瞳)が調節し、毛様体は毛様体筋の収縮で水晶体の厚さを変えて遠近の調節を行う。
❌ 誤り。毛様体は瞳孔径を調節しない。正しくは、瞳孔の大きさは虹彩の瞳孔括約筋(副交感神経支配・縮瞳)と瞳孔散大筋(交感神経支配・散瞳)が調節し、毛様体は毛様体筋の収縮で水晶体の厚さを変えて遠近の調節を行う。
【試験対策ポイント】
| 構造 | 働き |
|---|---|
| 虹彩 | 瞳孔の大きさ(入る光の量) |
| 毛様体 | 水晶体の厚さ(遠近の調節)・眼房水の産生 |
| 中心窩 | 錐体のみ・視力が最も高い |
| 視神経乳頭 | 黄斑の鼻側・盲点 |
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