第58回 作業療法士国家試験 午前 第80問
臨床心理学第58回午前
第58回 作業療法士国家試験 午前 第80問(臨床心理学)の正答は 5 です。日本のリハビリテーションで用いられる障害受容の5段階(上田敏の段階理論)は、ショック期→否認期→混乱期→解決への努力期→受容期の順に進む。
問題
障害受容に至る5つの過程において2番目に現れるのはどれか。
- 1. 解決への努力期
- 2. ショック期
- 3. 混乱期
- 4. 受容期
- 5. 否認期 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 51.6%標準
31人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 否認期
日本のリハビリテーションで用いられる障害受容の5段階(上田敏の段階理論)は、ショック期→否認期→混乱期→解決への努力期→受容期の順に進む。2番目は否認期である。
【各選択肢の解説】
1. 解決への努力期
❌ 誤り。正しくは4番目の段階で、障害の責任を他人に転嫁しても解決しないと気づき、自分の努力で前向きに取り組もうとする時期である。
❌ 誤り。正しくは4番目の段階で、障害の責任を他人に転嫁しても解決しないと気づき、自分の努力で前向きに取り組もうとする時期である。
2. ショック期
❌ 誤り。正しくは1番目の段階で、受傷・発症の直後で、障害の実感がまだ乏しく、感情が鈍くなっている時期である。
❌ 誤り。正しくは1番目の段階で、受傷・発症の直後で、障害の実感がまだ乏しく、感情が鈍くなっている時期である。
3. 混乱期
❌ 誤り。正しくは3番目の段階で、障害が治らないことを否認しきれなくなり、怒り・恨み・悲嘆・抑うつが表に出る時期である。
❌ 誤り。正しくは3番目の段階で、障害が治らないことを否認しきれなくなり、怒り・恨み・悲嘆・抑うつが表に出る時期である。
4. 受容期
❌ 誤り。正しくは5番目(最後)の段階で、価値観が転換し、障害を自分の一部として受け入れて新しい役割に向かう時期である。
❌ 誤り。正しくは5番目(最後)の段階で、価値観が転換し、障害を自分の一部として受け入れて新しい役割に向かう時期である。
5. 否認期
✅ 正しい(=正答)。ショック期の後、障害が残るという現実を認めず「きっと元どおりに治る」と考える時期である。不安から心を守る働きもあるため、頭ごなしに否定しない関わりが求められる。
✅ 正しい(=正答)。ショック期の後、障害が残るという現実を認めず「きっと元どおりに治る」と考える時期である。不安から心を守る働きもあるため、頭ごなしに否定しない関わりが求められる。
【試験対策ポイント】
| 順 | 段階 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1 | ショック期 | 実感が乏しい・感情の鈍り |
| 2 | 否認期 | 治ると信じ現実を認めない |
| 3 | 混乱期 | 怒り・悲嘆・抑うつ |
| 4 | 解決への努力期 | 自分の努力で前向きに |
| 5 | 受容期 | 価値観の転換・受け入れ |
- 死の受容のKübler-Rossの5段階(否認→怒り→取引→抑うつ→受容)と混同しない
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