第58回 作業療法士国家試験 午後 第24問
作業療法評価学第58回午後
障害と就労支援の機器との組合せで正しいのはどれか。
1. 記憶障害 ─── 録音再生機
2. 視覚障害 ─── 磁気誘導ループ
3. 四肢麻痺 ─── 筆談支援機器
4. 聴覚障害 ─── 音声メールソフト
5. 両上肢切断 ─── 活字文章読み上げ装置
- 1. 記憶障害 ─── 録音再生機 ✓
- 2. 視覚障害 ─── 磁気誘導ループ
- 3. 四肢麻痺 ─── 筆談支援機器
- 4. 聴覚障害 ─── 音声メールソフト
- 5. 両上肢切断 ─── 活字文章読み上げ装置
正答:1番
解説
■ 正答:1番 — 記憶障害 ─── 録音再生機
記憶障害者は音声による情報記録と再生機能により、必要な情報を繰り返し確認できるため、就労支援機器として最も適切です。
---
【各選択肢の解説】
1. 記憶障害 ─── 録音再生機
✅ 正しい。記憶障害者は重要な指示や予定を音声で記録し、必要時に再生することで業務遂行を支援できます。
2. 視覚障害 ─── 磁気誘導ループ
❌ 誤り。磁気誘導ループは聴覚補助装置であり、難聴者向けです。視覚障害者には音声スクリーンリーダーやスクリーンリーダーソフトが適切です。
3. 四肢麻痺 ─── 筆談支援機器
❌ 誤り。四肢麻痺者は手指操作が困難なため、筆談機器は不適切です。視線入力やスイッチコントロール等が適切です。
4. 聴覚障害 ─── 音声メールソフト
❌ 誤り。聴覚障害者は音声情報を理解できないため、このソフトは不適切です。字幕表示やテキスト変換機能が必要です。
5. 両上肢切断 ─── 活字文章読み上げ装置
❌ 誤り。両上肢切断者の問題は手指操作不可であり、読み上げ装置では支援になりません。視線入力やスイッチコントロールが適切です。
---
【試験対策ポイント】
- 障害の特性と必要な支援機器のマッチングを問う問題
- 記憶障害→音声記録、視覚障害→音声出力、聴覚障害→視覚的表示(文字化)
- 運動障害→入力方法の工夫(視線、スイッチ等)が基本原則