OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第58回 作業療法士国家試験 午後 第26問

作業療法管理学第58回午後

第58回 作業療法士国家試験 午後 第26問(作業療法管理学)の正答は 3・4 です。理学療法士及び作業療法士法は、作業療法の定義(第2条)と秘密を守る義務(第16条)を定めている。

問題
理学療法士及び作業療法士法で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 作業療法士は業務独占資格である。
  2. 2. 作業療法士が1日で治療できる患者数を規定している。
  3. 3. 作業療法は社会的適応能力の回復を図るために行われる。 ✓
  4. 4. 退職した後も業務上知り得た秘密を漏らしてはならない。 ✓
  5. 5. 作業療法士免許証を紛失した場合は都道府県知事から再交付される。

正答:3・4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 63.6%参考値

22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3・4番 — 作業療法は社会的適応能力の回復を図るために行われる。・退職した後も業務上知り得た秘密を漏らしてはならない。

理学療法士及び作業療法士法は、作業療法の定義(第2条)と秘密を守る義務(第16条)を定めている。作業療法士は名称独占で、免許は厚生労働大臣が与える。


【各選択肢の解説】

1. 作業療法士は業務独占資格である。
❌ 誤り。作業療法士でない者が作業療法士の名称を使うことを禁じているだけである(第17条)。正しくは、作業療法士は名称独占資格で、診療の補助として作業療法を行うことを業とできる(第15条)。
2. 作業療法士が1日で治療できる患者数を規定している。
❌ 誤り。理学療法士及び作業療法士法に、1日に治療できる患者数の規定はない。正しくは、1日に実施できる量の目安は診療報酬の算定のルールで定められており、法とは別である。
3. 作業療法は社会的適応能力の回復を図るために行われる。
✅ 正しい。(=正答)第2条2項は、作業療法を「身体又は精神に障害のある者に対し、主としてその応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るため、手芸、工作その他の作業を行なわせること」と定義している。
4. 退職した後も業務上知り得た秘密を漏らしてはならない。
✅ 正しい。(=正答)第16条は、正当な理由なく業務上知り得た人の秘密を漏らすことを禁じ、「理学療法士又は作業療法士でなくなつた後においても、同様とする」と定めている。
5. 作業療法士免許証を紛失した場合は都道府県知事から再交付される。
❌ 誤り。作業療法士の免許を与えるのは厚生労働大臣で、免許証の再交付も都道府県知事が行うのではない。正しくは、作業療法士の登録事務は厚生労働大臣が指定した指定登録機関が行っており、免許証(免許証明書)の再交付もそこへ申請する。

【試験対策ポイント】

理学療法士及び作業療法士法

条内容
第2条作業療法=応用的動作能力・社会的適応能力の回復を図る
第15条診療の補助として行うことを業とできる
第16条秘密を守る義務(資格を失った後も)
第17条名称の使用制限(名称独占)

免許は厚生労働大臣。患者数の上限は法に書かれていない。

📗 OTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、OT国試ノート「作業療法管理学・地域作業療法学」第1章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

OT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 31科目・全130章/過去問12回分(第50〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 31科目・全130章。運動学は無料で読めます。購入するとOTカコモンの広告も消えます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
作業療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | OTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(身体障害・精神障害・発達障害・老年期)と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国20,364か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 同じ問い方「理学療法士及び作業療法士法で正しいのはどれか」は過去2回出題 — まとめて見る

▶ 第58回 全問一覧

▶ 作業療法管理学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)