OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第58回 作業療法士国家試験 午後 第27問

人間発達学第58回午後

第58回 作業療法士国家試験 午後 第27問(人間発達学)の正答は 4 です。原始反射は消える時期が反射ごとに違う。

問題
原始反射のうち正常児の7〜8か月でみられるのはどれか。
  1. 1. 探索反射
  2. 2. Galant反射
  3. 3. 手掌把握反射
  4. 4. 足底把握反射 ✓
  5. 5. 非対称性緊張性頸反射

正答:4番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 24%参考値

25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 足底把握反射

原始反射は消える時期が反射ごとに違う。選択肢の中で生後7〜8か月でも残っているのが正常なのは、消失が最も遅い足底把握反射だけで、他は生後半年ごろまでに消える。


【各選択肢の解説】

1. 探索反射
❌ 誤り。口の周りに触れると顔を向けて口を開く反射で、7〜8か月では消えている。正しくは、探索反射は生後3〜4か月ごろに消失する。
2. Galant反射
❌ 誤り。腹臥位で背中の脊柱の脇をこすると、こすった側へ体幹が曲がる反射で、7〜8か月では消えている。正しくは、Galant反射は生後半年ごろまでに消失する。
3. 手掌把握反射
❌ 誤り。手掌に触れると指を握り込む反射で、随意的なつかみに置き換わる前に消える。正しくは、手掌把握反射は生後4〜6か月ごろに消失する。
4. 足底把握反射
✅ 正しい。(=正答)足底の母趾球を押すと足趾が屈曲する反射で、立位の準備が進む生後9〜12か月ごろまで残る。そのため7〜8か月でみられるのは正常である。
5. 非対称性緊張性頸反射
❌ 誤り。頭を一方に向けると顔の側の上下肢が伸び、後頭側が曲がる反射で、7〜8か月では消えている。正しくは、非対称性緊張性頸反射は生後4〜6か月ごろに消失し、その後も残ると発達の遅れを疑う。

【試験対策ポイント】

消失時期のおおよその目安(教科書により1〜2か月の幅がある)

反射消失
探索反射3〜4か月
手掌把握反射4〜6か月
非対称性緊張性頸反射4〜6か月
Galant反射半年ごろまで
足底把握反射9〜12か月

手の把握は早く消え、足の把握は遅くまで残る。

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