第58回 作業療法士国家試験 午後 第47問
老年期作業療法第58回午後
第58回 作業療法士国家試験 午後 第47問(老年期作業療法)の正答は 5 です。Lewy小体型認知症(DLB)は、Parkinson病と同じLewy小体が大脳皮質に広がる疾患で、パーキンソニズム(静止時振戦・筋強剛・動作緩慢)を伴うことが他の認知症との大きな違いである。
問題
他の認知症と比較して、Lewy小体型認知症患者にみられやすいのはどれか。
- 1. 失行
- 2. 失語
- 3. 失認
- 4. 尿失禁
- 5. 静止時振戦 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 65%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 静止時振戦
Lewy小体型認知症(DLB)は、Parkinson病と同じLewy小体が大脳皮質に広がる疾患で、パーキンソニズム(静止時振戦・筋強剛・動作緩慢)を伴うことが他の認知症との大きな違いである。
【各選択肢の解説】
1. 失行
❌ 誤り。失行は頭頂葉などの大脳皮質の障害で生じる症状で、Alzheimer型認知症で目立つ。正しくは、DLBを他の認知症と分ける特徴ではない。
❌ 誤り。失行は頭頂葉などの大脳皮質の障害で生じる症状で、Alzheimer型認知症で目立つ。正しくは、DLBを他の認知症と分ける特徴ではない。
2. 失語
❌ 誤り。失語はAlzheimer型認知症や、前頭側頭葉変性症の進行性失語(意味性認知症・進行性非流暢性失語)で目立つ。正しくは、DLBに目立つ症状ではない。
❌ 誤り。失語はAlzheimer型認知症や、前頭側頭葉変性症の進行性失語(意味性認知症・進行性非流暢性失語)で目立つ。正しくは、DLBに目立つ症状ではない。
3. 失認
❌ 誤り。失認も大脳皮質の巣症状で、Alzheimer型認知症など他の認知症でも生じる。正しくは、DLBを他と分ける所見としては、失認ではなく具体的な幻視やパーキンソニズムが挙がる。
❌ 誤り。失認も大脳皮質の巣症状で、Alzheimer型認知症など他の認知症でも生じる。正しくは、DLBを他と分ける所見としては、失認ではなく具体的な幻視やパーキンソニズムが挙がる。
4. 尿失禁
❌ 誤り。尿失禁は認知症が進めば病型を問わずみられる。正しくは、尿失禁が特徴として挙がるのは正常圧水頭症(三徴=認知障害・歩行障害・尿失禁)である。
❌ 誤り。尿失禁は認知症が進めば病型を問わずみられる。正しくは、尿失禁が特徴として挙がるのは正常圧水頭症(三徴=認知障害・歩行障害・尿失禁)である。
5. 静止時振戦
✅ 正しい(=正答)。DLBは脳幹や大脳にLewy小体が広がり、ドパミン系も障害されるため、Parkinson病と同じ運動症状が出やすい。
✅ 正しい(=正答)。DLBは脳幹や大脳にLewy小体が広がり、ドパミン系も障害されるため、Parkinson病と同じ運動症状が出やすい。
【試験対策ポイント】
DLBの中核的特徴(McKeithらの臨床診断基準 第4版, 2017):
- 注意や覚醒の変動を伴う認知機能の動揺
- 繰り返し出現する具体的な幻視
- レム睡眠行動異常症
- パーキンソニズム(動作緩慢・静止時振戦・筋強剛のうち1つ以上)
| 病型 | 目立つ特徴 |
|---|---|
| Alzheimer型 | 記憶障害・失語・失行・失認 |
| Lewy小体型 | 認知の動揺・幻視・パーキンソニズム |
| 正常圧水頭症 | 歩行障害・尿失禁・認知障害 |
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