第58回 作業療法士国家試験 午後 第71問
運動学第58回午後
第58回 作業療法士国家試験 午後 第71問(運動学)の正答は 2 です。上腕筋は上腕骨前面から起こり尺骨(尺骨粗面)に付く単関節筋で、肘関節だけをまたぐ。
問題
肘関節屈曲のみに作用するのはどれか。
- 1. 肘筋
- 2. 上腕筋 ✓
- 3. 烏口腕筋
- 4. 腕橈骨筋
- 5. 上腕二頭筋
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 76.9%やさしい
39人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 上腕筋
上腕筋は上腕骨前面から起こり尺骨(尺骨粗面)に付く単関節筋で、肘関節だけをまたぐ。付着が尺骨なので前腕の回内・回外に関与せず、肘関節屈曲のみに働く。
【各選択肢の解説】
1. 肘筋
❌ 誤り。肘筋は上腕骨外側上顆から尺骨後面に付く小さな筋で、肘の後ろ側を通る。正しくは肘関節伸展(上腕三頭筋の補助)に働く。
❌ 誤り。肘筋は上腕骨外側上顆から尺骨後面に付く小さな筋で、肘の後ろ側を通る。正しくは肘関節伸展(上腕三頭筋の補助)に働く。
2. 上腕筋
✅ 正しい(=正答)。上腕筋は肩関節をまたがず、回旋しない尺骨に付くので、作用は肘関節屈曲だけになる。前腕が回内位でも回外位でも肘を屈曲できる。
✅ 正しい(=正答)。上腕筋は肩関節をまたがず、回旋しない尺骨に付くので、作用は肘関節屈曲だけになる。前腕が回内位でも回外位でも肘を屈曲できる。
3. 烏口腕筋
❌ 誤り。烏口腕筋は烏口突起から上腕骨中部に付き、肘関節をまたがない。正しくは肩関節の屈曲・内転に働く。
❌ 誤り。烏口腕筋は烏口突起から上腕骨中部に付き、肘関節をまたがない。正しくは肩関節の屈曲・内転に働く。
4. 腕橈骨筋
❌ 誤り。腕橈骨筋は橈骨の茎状突起に付くため、肘屈曲に加えて前腕の向きにもかかわる。正しくは肘関節屈曲に加え、前腕を回内位・回外位から中間位へ戻す働きをもつ。
❌ 誤り。腕橈骨筋は橈骨の茎状突起に付くため、肘屈曲に加えて前腕の向きにもかかわる。正しくは肘関節屈曲に加え、前腕を回内位・回外位から中間位へ戻す働きをもつ。
5. 上腕二頭筋
❌ 誤り。上腕二頭筋は肩関節と肘関節をまたぐ二関節筋で、橈骨粗面に付く。正しくは肘関節屈曲に加え、前腕回外(と肩関節屈曲)にも働く。
❌ 誤り。上腕二頭筋は肩関節と肘関節をまたぐ二関節筋で、橈骨粗面に付く。正しくは肘関節屈曲に加え、前腕回外(と肩関節屈曲)にも働く。
【試験対策ポイント】
| 筋 | 停止 | 肘以外の作用 |
|---|---|---|
| 上腕筋 | 尺骨粗面 | なし(肘屈曲のみ) |
| 上腕二頭筋 | 橈骨粗面 | 前腕回外・肩屈曲 |
| 腕橈骨筋 | 橈骨茎状突起 | 前腕を中間位へ |
| 烏口腕筋 | 上腕骨 | 肩屈曲・内転(肘には作用しない) |
| 肘筋 | 尺骨 | 肘伸展 |
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