OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第58回 作業療法士国家試験 午後 第73問

運動学第58回午後

第58回 作業療法士国家試験 午後 第73問(運動学)の正答は 5 です。基本的立位姿勢を矢状面から見た重心線は、乳様突起(耳垂の後方)→肩峰→大転子→膝関節前部(膝蓋骨の後面)→外果の前方を通る(中村隆一ほか『基礎運動学』)。

問題
基本的立位姿勢を矢状面から観察した場合、重心線が通るのはどこか。
  1. 1. 後頭隆起
  2. 2. 烏口突起
  3. 3. 大転子前方
  4. 4. 膝蓋骨前方
  5. 5. 外果前方 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 41%難問

39人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 外果前方

基本的立位姿勢を矢状面から見た重心線は、乳様突起(耳垂の後方)→肩峰→大転子→膝関節前部(膝蓋骨の後面)→外果の前方を通る(中村隆一ほか『基礎運動学』)。肢は、通る部位に近い別の目印や、前後を入れ替えた位置になっている。


【各選択肢の解説】

1. 後頭隆起
❌ 誤り。後頭隆起は頭部の後端で、重心線より大きく後ろにある。正しくは頭部では乳様突起(耳垂の後方)を通る。
2. 烏口突起
❌ 誤り。烏口突起は肩の前面に突き出た部位で、重心線より前にある。正しくは肩では肩峰を通る。
3. 大転子前方
❌ 誤り。重心線は股関節では大転子を通り、股関節の軸のやや後方にあたる。正しくは大転子を通り、その前方ではない。
4. 膝蓋骨前方
❌ 誤り。膝蓋骨の前方では膝のかなり前になる。正しくは膝関節前部(膝蓋骨の後面)を通り、膝関節の軸のやや前方にあたる。
5. 外果前方
✅ 正しい(=正答)。足関節では重心線が外果の前方、すなわち足関節の軸より前を通る。このため身体には前に倒れる向き(背屈方向)の力が働き、ヒラメ筋など下腿三頭筋が持続的に活動して姿勢を保つ。

【試験対策ポイント】

部位重心線の通る位置関節軸との関係
頭部乳様突起-
肩肩峰-
股関節大転子軸のやや後方
膝関節膝関節前部(膝蓋骨後面)軸のやや前方
足関節外果の前方軸の前方
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