第58回 作業療法士国家試験 午後 第98問
臨床心理学第58回午後
第58回 作業療法士国家試験 午後 第98問(臨床心理学)の正答は 5 です。親密な関係を持てないことに加え、奇異な考え方(魔術的思考・関係念慮など)と風変わりな行動・外見がそろうのは統合失調型パーソナリティ障害である。
問題
親しい人間関係を構築できず、奇異な考え方や風変わりな行動が継続してみられ、パーソナリティ障害を指摘された。最も考えられるのはどれか。
- 1. 演技性パーソナリティ障害
- 2. 回避性パーソナリティ障害
- 3. 猜疑性〈妄想性〉パーソナリティ障害
- 4. シゾイド〈統合失調質〉パーソナリティ障害
- 5. 統合失調型パーソナリティ障害 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 48.3%参考値
29人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 統合失調型パーソナリティ障害
親密な関係を持てないことに加え、奇異な考え方(魔術的思考・関係念慮など)と風変わりな行動・外見がそろうのは統合失調型パーソナリティ障害である。対人関係の乏しさだけならシゾイドと区別がつかないため、「奇異・風変わり」が見分けの鍵になる。
【各選択肢の解説】
1. 演技性パーソナリティ障害
❌ 誤り。正しくは演技性は過度の情動表出と注目を求める行動(芝居がかった態度・誘惑的な振る舞い)が特徴で、奇異な考え方は特徴ではない。
❌ 誤り。正しくは演技性は過度の情動表出と注目を求める行動(芝居がかった態度・誘惑的な振る舞い)が特徴で、奇異な考え方は特徴ではない。
2. 回避性パーソナリティ障害
❌ 誤り。正しくは回避性は批判や拒絶への過敏さから対人関係を避けるもので、本人は関係を望んでいる。奇異な考え方や行動は特徴ではない。
❌ 誤り。正しくは回避性は批判や拒絶への過敏さから対人関係を避けるもので、本人は関係を望んでいる。奇異な考え方や行動は特徴ではない。
3. 猜疑性〈妄想性〉パーソナリティ障害
❌ 誤り。正しくは猜疑性は十分な根拠なく他者が自分を利用する・傷つけると疑う不信と疑い深さが特徴で、風変わりな行動は中心の特徴ではない。
❌ 誤り。正しくは猜疑性は十分な根拠なく他者が自分を利用する・傷つけると疑う不信と疑い深さが特徴で、風変わりな行動は中心の特徴ではない。
4. シゾイド〈統合失調質〉パーソナリティ障害
❌ 誤り。正しくはシゾイドは対人関係への関心の乏しさと感情表出の乏しさが特徴で、親密な関係を持たない点は共通するが、奇異な考え方や風変わりな行動は伴わない。
❌ 誤り。正しくはシゾイドは対人関係への関心の乏しさと感情表出の乏しさが特徴で、親密な関係を持たない点は共通するが、奇異な考え方や風変わりな行動は伴わない。
5. 統合失調型パーソナリティ障害
✅ 正しい。親密な関係で急に不快になりその能力が乏しいことに加え、認知・知覚のゆがみ(関係念慮・奇異な信念)と風変わりな行動・外見がみられる。
✅ 正しい。親密な関係で急に不快になりその能力が乏しいことに加え、認知・知覚のゆがみ(関係念慮・奇異な信念)と風変わりな行動・外見がみられる。
【試験対策ポイント】
DSM-5のA群(奇妙で風変わり)
| 型 | 中心の特徴 |
|---|---|
| 猜疑性(妄想性) | 他者への不信・疑い深さ |
| シゾイド | 対人関係への無関心・感情表出の乏しさ |
| 統合失調型 | 親密な関係の欠如+奇異な考え方・風変わりな行動 |
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