OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第59回 作業療法士国家試験 午前 第2問

臨床医学第59回午前

第59回 作業療法士国家試験 午前 第2問(臨床医学)の正答は 3 です。画像は上が背側・下が腹側と示されている。

問題
健常成人の嚥下内視鏡検査の画像(別冊No. 2)を別に示す。正しいのはどれか。
第59回午前第2問 図
  1. 1. 気管支が観察できる。
  2. 2. 発声中の画像である。
  3. 3. 食道は背側に位置する。 ✓
  4. 4. 嚥下反射中の画像である。
  5. 5. 食道の蠕動が観察できる。

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 67.7%標準

31人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 食道は背側に位置する。

画像は上が背側・下が腹側と示されている。下(腹側)に喉頭蓋、中央に開いた声門があり、声帯は左右に開いている。食道の入口は喉頭(披裂部)の背側にあるので、この画像では上側にあたる。


【各選択肢の解説】

1. 気管支が観察できる。
❌ 誤り。写っているのは喉頭(喉頭蓋・声門)までで、声門の奥は暗く見えるだけである。正しくは、気管支は声門よりずっと下にあり、嚥下内視鏡では観察できない(気管支の観察は気管支鏡で行う)。
2. 発声中の画像である。
❌ 誤り。発声中は左右の声帯が正中に寄って声門が閉じる。正しくは、本画像は声門が大きく開いているので、安静呼吸中の画像である。
3. 食道は背側に位置する。
✅ 正しい(=正答)。食道は気管・喉頭の背側にある。画像の背側(上側)、披裂部の奥に食道入口部がある。
4. 嚥下反射中の画像である。
❌ 誤り。嚥下反射の瞬間は咽頭が収縮して内視鏡の先端をふさぐため、画面が白くなって何も見えなくなる(ホワイトアウト)。正しくは、本画像は喉頭がはっきり見えているので、嚥下反射中ではない。
5. 食道の蠕動が観察できる。
❌ 誤り。食道入口部は安静時には閉じており、嚥下内視鏡では食道の中は見えない。正しくは、食道の蠕動を含む食塊の通過は嚥下造影検査(VF)などで評価する。

【試験対策ポイント】

場面嚥下内視鏡の見え方
安静呼吸声門が開いている
発声声門が閉じる(声帯が正中に寄る)
嚥下反射の瞬間ホワイトアウト(画面が白くなる)
  • 画像の上下(背側・腹側)の表示を先に確かめる。喉頭蓋は腹側、食道入口部は背側
  • 内視鏡で見えるのは咽頭・喉頭まで。気管支や食道の中は見えない
📗 OTカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、OT国試ノート「脳卒中」第2章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

OT国試ノート 頻出だけを、1冊に。 31科目・全130章/過去問12回分(第50〜61回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 運動学は無料 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 31科目・全130章。運動学は無料で読めます。購入するとOTカコモンの広告も消えます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
作業療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | OTの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(身体障害・精神障害・発達障害・老年期)と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国20,364か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第59回 全問一覧

▶ 臨床医学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)