OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第59回 作業療法士国家試験 午前 第41問

作業療法評価学第59回午前

第59回 作業療法士国家試験 午前 第41問(作業療法評価学)の正答は 3 です。RehabはPaul Baker et al.(1983)が開発した精神科長期入院患者向けの行動評価尺度。

問題
Rehabの説明で誤っているのはどれか。
  1. 1. 全般的行動は、最重度・中程度・最軽度の3点の指標をもつVASで評価する。
  2. 2. 第1部の逸脱行動の評価では、行動が病的体験に基づくかを問題にしない。
  3. 3. 第2部の全般的行動のサブカテゴリーは各3項目で構成されている。
  4. 4. 評価者は1週間以上の直接行動観察が必要である。
  5. 5. 評価可能な対象は精神障害者全般である。

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 第2部の全般的行動のサブカテゴリーは各3項目で構成されている。

RehabはPaul Baker et al.(1983)が開発した精神科長期入院患者向けの行動評価尺度。第2部「全般的行動」のサブカテゴリーは各7項目で構成される(3項目ではない)。


【各選択肢の解説】

1. 全般的行動は、最重度・中程度・最軽度の3点の指標をもつVASで評価する。
✅ 正しい(誤りではない)。全般的行動の評価にはVAS(Visual Analogue Scale)様の指標を用い、最重度〜最軽度の3点評価を含む。
2. 第1部の逸脱行動の評価では、行動が病的体験に基づくかを問題にしない。
✅ 正しい(誤りではない)。Rehabは行動そのものを観察・評価し、原因(病的体験の有無)は問わない。
3. 第2部の全般的行動のサブカテゴリーは各3項目で構成されている。
❌ 誤り(正答)。第2部の全般的行動のサブカテゴリーは各7項目(清潔・コミュニケーション等の領域で7段階)で構成されており、3項目ではない。
4. 評価者は1週間以上の直接行動観察が必要である。
✅ 正しい(誤りではない)。Rehabの評価には少なくとも1週間の観察が必要とされている。
5. 評価可能な対象は精神障害者全般である。
✅ 正しい(誤りではない)。Rehabは統合失調症に限らず、精神障害者全般に適用可能。

【試験対策ポイント】

Rehabの特徴:①第1部:逸脱行動(頻度・重症度)、②第2部:全般的行動(7領域×7段階)、③1週間以上の観察が必要、④精神障害者全般に適用可能。「3項目」は誤りで「7項目」が正確。LSP・LASMI・GASとの区別も整理しておく。


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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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