第59回 作業療法士国家試験 午前 第70問
運動学第59回午前
第59回 作業療法士国家試験 午前 第70問(運動学)の正答は 3 です。外側翼突筋は両側が同時に働くと下顎を前に出し(前突)、開口を助ける。
問題
筋と下顎の運動の組合せで正しいのはどれか。
- 1. 咬筋 ── 下制
- 2. 顎二腹筋 ── 挙上
- 3. 外側翼突筋 ── 前突 ✓
- 4. 内側翼突筋 ── 後退
- 5. オトガイ舌筋 ── 側方移動
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%難問
42人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 外側翼突筋 ── 前突
外側翼突筋は両側が同時に働くと下顎を前に出し(前突)、開口を助ける。片側だけが働くと下顎を反対側へ動かす(側方移動)。閉口筋と開口筋の取り違えを見分ける。
【各選択肢の解説】
1. 咬筋 ── 下制
❌ 誤り。正しくは、咬筋は下顎を挙上する閉口筋(咀嚼筋)である。
❌ 誤り。正しくは、咬筋は下顎を挙上する閉口筋(咀嚼筋)である。
2. 顎二腹筋 ── 挙上
❌ 誤り。正しくは、顎二腹筋は舌骨が固定された状態で下顎を下制する開口筋(舌骨上筋群)である。
❌ 誤り。正しくは、顎二腹筋は舌骨が固定された状態で下顎を下制する開口筋(舌骨上筋群)である。
3. 外側翼突筋 ── 前突(=正答)
✅ 正しい。下顎頭を前方へ引き、両側で前突、片側で対側への側方移動に働く。
✅ 正しい。下顎頭を前方へ引き、両側で前突、片側で対側への側方移動に働く。
4. 内側翼突筋 ── 後退
❌ 誤り。正しくは、内側翼突筋は下顎を挙上する閉口筋である。下顎の後退には側頭筋の後部線維が働く。
❌ 誤り。正しくは、内側翼突筋は下顎を挙上する閉口筋である。下顎の後退には側頭筋の後部線維が働く。
5. オトガイ舌筋 ── 側方移動
❌ 誤り。正しくは、オトガイ舌筋は舌を前に突き出す外舌筋で、下顎を動かす筋ではない。下顎の側方移動は外側翼突筋などが担う。
❌ 誤り。正しくは、オトガイ舌筋は舌を前に突き出す外舌筋で、下顎を動かす筋ではない。下顎の側方移動は外側翼突筋などが担う。
【試験対策ポイント】
| 運動 | 主な筋 |
|---|---|
| 挙上(閉口) | 咬筋・側頭筋・内側翼突筋 |
| 下制(開口) | 顎二腹筋などの舌骨上筋群・外側翼突筋 |
| 前突 | 外側翼突筋 |
| 後退 | 側頭筋(後部線維) |
咀嚼筋4つのうち、外側翼突筋だけが閉口に働かない。
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