第59回 作業療法士国家試験 午前 第93問
臨床医学第59回午前
第59回 作業療法士国家試験 午前 第93問(臨床医学)の正答は 3 です。ケトアシドーシスではケトン体(酸)が蓄積し、代謝性アシドーシスとなる。
問題
ケトアシドーシスによってKussmaul呼吸が起こる理由で正しいのはどれか。
- 1. O₂を取り込むため。
- 2. H⁺が減少したため。
- 3. CO₂を排出するため。 ✓
- 4. HCO₃⁻が増加したため。
- 5. pHの上昇を基準値に戻すため。
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 45.7%難問
35人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — CO₂を排出するため。
ケトアシドーシスではケトン体(酸)が蓄積し、代謝性アシドーシスとなる。これを代償するため呼吸が深く大きくなり、CO₂を排出してpHを上げようとする。この呼吸がKussmaul呼吸である。
【各選択肢の解説】
1. O₂を取り込むため。
❌ 誤り。低酸素への反応ではない。正しくは、酸塩基平衡の代償としてCO₂を排出するための呼吸である。
❌ 誤り。低酸素への反応ではない。正しくは、酸塩基平衡の代償としてCO₂を排出するための呼吸である。
2. H⁺が減少したため。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、ケトン体の蓄積でH⁺が増加している。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、ケトン体の蓄積でH⁺が増加している。
3. CO₂を排出するため。(=正答)
✅ 正しい。CO₂を吐き出してPaCO₂を下げることで、低下したpHを基準値に近づける(呼吸性代償)。
✅ 正しい。CO₂を吐き出してPaCO₂を下げることで、低下したpHを基準値に近づける(呼吸性代償)。
4. HCO₃⁻が増加したため。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、HCO₃⁻は増えた酸を緩衝するために消費され、減少している。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、HCO₃⁻は増えた酸を緩衝するために消費され、減少している。
5. pHの上昇を基準値に戻すため。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、アシドーシスで低下したpHを上げて基準値に戻すためである。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、アシドーシスで低下したpHを上げて基準値に戻すためである。
【試験対策ポイント】
代謝性アシドーシス(H⁺↑・HCO₃⁻↓・pH↓)
→ 呼吸性代償:換気を増やしCO₂を排出(PaCO₂↓)
→ pHを上げる方向へ=Kussmaul呼吸(深く大きい規則的な呼吸)
「H⁺・HCO₃⁻・pHの増減の向き」を入れ替えた選択肢がひっかけである。
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