第59回 作業療法士国家試験 午後 第6問
発達障害作業療法第59回午後
第59回 作業療法士国家試験 午後 第6問(発達障害作業療法)の正答は 2 です。GMFCS-E&R(Palisanoら 2007年)の6〜12歳の区分で、レベルⅡはほとんどの場所で歩行できるが、長距離・不整地・混雑した場所・狭い場所では歩行が難しく、階段は手すりを持って昇降する段階である。
問題
8歳の脳性麻痺児が階段昇降時に手すりを必要とし、長距離の歩行や狭い場所を歩くときに介助が必要な場合、GMFCS-Expanded and Revised〈E&R〉のレベルはどれか。
- 1. Ⅰ
- 2. Ⅱ ✓
- 3. Ⅲ
- 4. Ⅳ
- 5. Ⅴ
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 45.8%参考値
24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — Ⅱ
GMFCS-E&R(Palisanoら 2007年)の6〜12歳の区分で、レベルⅡはほとんどの場所で歩行できるが、長距離・不整地・混雑した場所・狭い場所では歩行が難しく、階段は手すりを持って昇降する段階である。屋外や長距離では介助や移動用具を使うことがある。本例の「階段に手すり」「長距離や狭い場所で介助」はこれに一致する。
【各選択肢の解説】
1. Ⅰ
❌ 誤り。正しくはレベルⅠは家・学校・屋外・地域で制限なく歩行でき、階段も手すりなしで昇降でき、走る・跳ぶこともできる(速さ・バランス・協調性には限界がある)。
❌ 誤り。正しくはレベルⅠは家・学校・屋外・地域で制限なく歩行でき、階段も手すりなしで昇降でき、走る・跳ぶこともできる(速さ・バランス・協調性には限界がある)。
2. Ⅱ(=正答)
✅ 正しい。手すりを持って階段を昇降し、長距離や狭い場所の歩行に難しさがあり、介助を要することがあるのはレベルⅡである。
✅ 正しい。手すりを持って階段を昇降し、長距離や狭い場所の歩行に難しさがあり、介助を要することがあるのはレベルⅡである。
3. Ⅲ
❌ 誤り。正しくはレベルⅢは屋内のほとんどの場所で手に持つ移動用具(歩行器・杖など)を使って歩き、長距離では車椅子などを用いる。
❌ 誤り。正しくはレベルⅢは屋内のほとんどの場所で手に持つ移動用具(歩行器・杖など)を使って歩き、長距離では車椅子などを用いる。
4. Ⅳ
❌ 誤り。正しくはレベルⅣはほとんどの場所で介助を要する移動か電動の移動手段を使い、歩行は家の中の短い距離を介助や体を支える歩行器で行う程度である。
❌ 誤り。正しくはレベルⅣはほとんどの場所で介助を要する移動か電動の移動手段を使い、歩行は家の中の短い距離を介助や体を支える歩行器で行う程度である。
5. Ⅴ
❌ 誤り。正しくはレベルⅤはすべての場所で手動車椅子で移送され、頭部と体幹の姿勢を保つ能力も限られる。
❌ 誤り。正しくはレベルⅤはすべての場所で手動車椅子で移送され、頭部と体幹の姿勢を保つ能力も限られる。
【試験対策ポイント】
| レベル | 移動の要点(6〜12歳) |
|---|---|
| Ⅰ | 制限なく歩行、手すりなしで階段 |
| Ⅱ | ほとんどの場所で歩行、階段は手すり、長距離・狭い所が難しい |
| Ⅲ | 手に持つ移動用具で歩行、長距離は車椅子など |
| Ⅳ | 介助や電動の移動手段が中心 |
| Ⅴ | 手動車椅子で移送 |
ⅡとⅢの境目は手に持つ移動用具が要るかである。
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