第59回 作業療法士国家試験 午後 第11問
発達障害作業療法第59回午後
第59回 作業療法士国家試験 午後 第11問(発達障害作業療法)の正答は 3 です。弱視(ロービジョン)の支援は、まぶしさを減らす・コントラストを上げる・拡大する・目印をつけるの4つが中心である。
問題
14歳の女子。強度の弱視(両眼の視力の和が0.04未満、両眼の矯正視力が0.2)で特別支援学校に通っている。日常生活や学校生活において使用しない支援機器はどれか。
- 1. 遮光眼鏡
- 2. 罫プレート
- 3. プリズム眼鏡 ✓
- 4. 内側黒色の茶碗
- 5. コンピューター(タッチパネル画面付き)
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.5%参考値
26人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — プリズム眼鏡
弱視(ロービジョン)の支援は、まぶしさを減らす・コントラストを上げる・拡大する・目印をつけるの4つが中心である。プリズム眼鏡は主に斜視による複視の軽減などに用いる眼鏡で、本例の見えにくさを補う支援機器としては用いない。
【各選択肢の解説】
1. 遮光眼鏡
❌ 誤り。まぶしさの原因となる短い波長の光を減らし、羞明を和らげて見えやすくする。正しくは、遮光眼鏡は弱視の支援機器として使用する。
❌ 誤り。まぶしさの原因となる短い波長の光を減らし、羞明を和らげて見えやすくする。正しくは、遮光眼鏡は弱視の支援機器として使用する。
2. 罫プレート
❌ 誤り。黒い板に行の幅の窓をあけた書字用の補助具で、紙に当てると書く位置がわかり、行をそろえて書ける。正しくは、罫プレートは書字の支援に使用する。
❌ 誤り。黒い板に行の幅の窓をあけた書字用の補助具で、紙に当てると書く位置がわかり、行をそろえて書ける。正しくは、罫プレートは書字の支援に使用する。
3. プリズム眼鏡
✅ 正しい。プリズム眼鏡は光の進む向きを曲げて像の位置をずらす眼鏡で、斜視による複視の軽減などに用いる。弱視の見えにくさを補うには拡大・コントラスト・遮光の機器を用い、プリズム眼鏡は使用しない(=正答)。
✅ 正しい。プリズム眼鏡は光の進む向きを曲げて像の位置をずらす眼鏡で、斜視による複視の軽減などに用いる。弱視の見えにくさを補うには拡大・コントラスト・遮光の機器を用い、プリズム眼鏡は使用しない(=正答)。
4. 内側黒色の茶碗
❌ 誤り。白いご飯との明暗の差が大きくなり、器の中の食べ物が見分けやすくなる。正しくは、内側黒色の茶碗は食事の支援に使用する。
❌ 誤り。白いご飯との明暗の差が大きくなり、器の中の食べ物が見分けやすくなる。正しくは、内側黒色の茶碗は食事の支援に使用する。
5. コンピューター(タッチパネル画面付き)
❌ 誤り。文字の拡大、白黒の反転、音声読み上げなどで、読み書きや学習を助ける。正しくは、タッチパネル画面付きのコンピューターは学習の支援に使用する。
❌ 誤り。文字の拡大、白黒の反転、音声読み上げなどで、読み書きや学習を助ける。正しくは、タッチパネル画面付きのコンピューターは学習の支援に使用する。
【試験対策ポイント】
| 工夫 | 機器の例 |
|---|---|
| まぶしさを減らす | 遮光眼鏡 |
| コントラストを上げる | 内側黒色の食器・白黒反転表示 |
| 拡大する | 拡大鏡・拡大読書器・タブレット |
| 書く位置を示す | 罫プレート・タイポスコープ |
プリズム眼鏡は斜視・複視の眼鏡として、弱視の支援機器と分けて覚える。
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