第59回 作業療法士国家試験 午後 第65問
生理学第59回午後
第59回 作業療法士国家試験 午後 第65問(生理学)の正答は 5 です。ワルファリンは肝臓でのビタミンK依存性凝固因子(Ⅱ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹ)の生成を、ビタミンKの再利用を妨げることで抑える。
問題
ワルファリンの抗凝固作用に拮抗するのはどれか。
- 1. ビタミンA
- 2. ビタミンC
- 3. ビタミンD
- 4. ビタミンE
- 5. ビタミンK ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 69.8%やさしい
43人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — ビタミンK
ワルファリンは肝臓でのビタミンK依存性凝固因子(Ⅱ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹ)の生成を、ビタミンKの再利用を妨げることで抑える。そのためビタミンKを補うと作用が打ち消される。
【各選択肢の解説】
1. ビタミンA
❌ 誤り。正しくは、ビタミンAは網膜の視物質(ロドプシン)や上皮の維持にかかわり、欠乏で夜盲症となる。凝固因子の生成には関与しない。
❌ 誤り。正しくは、ビタミンAは網膜の視物質(ロドプシン)や上皮の維持にかかわり、欠乏で夜盲症となる。凝固因子の生成には関与しない。
2. ビタミンC
❌ 誤り。正しくは、ビタミンCはコラーゲンの合成に必要で、欠乏で壊血病(歯肉出血など)となる。凝固因子の生成とは別の働きである。
❌ 誤り。正しくは、ビタミンCはコラーゲンの合成に必要で、欠乏で壊血病(歯肉出血など)となる。凝固因子の生成とは別の働きである。
3. ビタミンD
❌ 誤り。正しくは、ビタミンDは腸管からのカルシウム吸収を促し、欠乏でくる病・骨軟化症となる。
❌ 誤り。正しくは、ビタミンDは腸管からのカルシウム吸収を促し、欠乏でくる病・骨軟化症となる。
4. ビタミンE
❌ 誤り。正しくは、ビタミンEは抗酸化作用をもつビタミンであり、凝固因子の生成を助ける働きはない。
❌ 誤り。正しくは、ビタミンEは抗酸化作用をもつビタミンであり、凝固因子の生成を助ける働きはない。
5. ビタミンK
✅ 正しい。ビタミンKは凝固因子が働ける形になるために必要で、ワルファリンが妨げている過程を補う。このため、ワルファリンの効き過ぎによる出血にはビタミンKを投与し、服用中はビタミンKを多く含む食品を控える。
✅ 正しい。ビタミンKは凝固因子が働ける形になるために必要で、ワルファリンが妨げている過程を補う。このため、ワルファリンの効き過ぎによる出血にはビタミンKを投与し、服用中はビタミンKを多く含む食品を控える。
【試験対策ポイント】
- ワルファリン服用中に控える食品:納豆・クロレラ・青汁(ビタミンKが多い)
- 効き具合の指標:PT-INR
- ビタミンKの欠乏=出血傾向(新生児のビタミンK欠乏性出血症)
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