第59回 作業療法士国家試験 午後 第86問
臨床医学第59回午後
第59回 作業療法士国家試験 午後 第86問(臨床医学)の正答は 1 です。モルヒネは消化管のオピオイドμ受容体に作用して腸の蠕動運動と腸液の分泌を抑えるため、強い便秘を生じる。
問題
便秘を最も生じやすい薬剤はどれか。
- 1. モルヒネ ✓
- 2. グリセリン
- 3. センノシド
- 4. ラクツロース
- 5. 酸化マグネシウム
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.3%参考値
24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — モルヒネ
モルヒネは消化管のオピオイドμ受容体に作用して腸の蠕動運動と腸液の分泌を抑えるため、強い便秘を生じる。他の4つは便秘の治療に使う下剤・浣腸である。
【各選択肢の解説】
1. モルヒネ
✅ 正しい。便秘は鎮痛に使う量で必ずといってよいほど起こり、眠気や悪心と違って続けても慣れ(耐性)が生じにくい。そのためオピオイドを始めるときは下剤を一緒に用いる。
✅ 正しい。便秘は鎮痛に使う量で必ずといってよいほど起こり、眠気や悪心と違って続けても慣れ(耐性)が生じにくい。そのためオピオイドを始めるときは下剤を一緒に用いる。
2. グリセリン
❌ 誤り。正しくは、グリセリンは浣腸として直腸に入れ、腸管を刺激し便を滑らかにして排便を促す、便秘の治療薬である。
❌ 誤り。正しくは、グリセリンは浣腸として直腸に入れ、腸管を刺激し便を滑らかにして排便を促す、便秘の治療薬である。
3. センノシド
❌ 誤り。正しくは、センノシドは大腸刺激性下剤で、大腸の蠕動を強めて排便を促す。
❌ 誤り。正しくは、センノシドは大腸刺激性下剤で、大腸の蠕動を強めて排便を促す。
4. ラクツロース
❌ 誤り。正しくは、ラクツロースは吸収されない二糖類の浸透圧性下剤で、腸管内に水分を引き込み便を軟らかくする。
❌ 誤り。正しくは、ラクツロースは吸収されない二糖類の浸透圧性下剤で、腸管内に水分を引き込み便を軟らかくする。
5. 酸化マグネシウム
❌ 誤り。正しくは、酸化マグネシウムは塩類下剤(浸透圧性下剤)で、腸管内に水分を保って便を軟らかくする。
❌ 誤り。正しくは、酸化マグネシウムは塩類下剤(浸透圧性下剤)で、腸管内に水分を保って便を軟らかくする。
【試験対策ポイント】
| 種類 | 代表 | しくみ |
|---|---|---|
| 浸透圧性 | 酸化マグネシウム・ラクツロース | 腸に水を集めて便を軟らかく |
| 刺激性 | センノシド | 大腸の蠕動を強める |
| 浣腸 | グリセリン | 直腸を刺激して排便 |
便秘を起こしやすい薬:オピオイド(モルヒネ)・抗コリン薬など。
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